(注意)
誤字脱字多々
キャラ崩壊・地雷あり
華太女体化
「おぉおおおおお!結構いいんじゃないか?」
「…良いんでしょうか。」
私の名前は小峠華。露出度が多めの慣れないドレスでギクシャクするアラサーの極道だ。
私が着ているのは派手すぎない青で体のラインがよく目立つもの。そして体の横は青いレースで見え見えだ。恥ずかしい。私は背中に登り鯉の刺青を入れている。それを隠すため白いスーツっぽい上着を肩にかけて隠している。そして香月の兄貴によるメイクをしてもらい出来上がったのは見知らぬ私だ。
ガチャ
「お、ええ感じじゃねぇか。」
「野田の兄貴!」
「お疲れ様です!」
「いやぁ…ふーん…犬養をカンナで殴り殺しそうになるお前でもこんな綺麗になるんだな。」
「え、あの噂ホントだったんですか?!」
「あぁ。」
「あれですか。」
「あれは見て損はしないぞ野田。また見せてくれよな。」
「はい。頑張ります!」
「……。」
「よし、この出来なら大丈夫だろ。ほい。」
「ん?なんですかこれは?」
「今回の任務だ。小峠、お前にも出てもらう。まぁ香月も居るから大丈夫だろ。」
「は、はぁ……」
「え、俺もですが?」
「当たり前だ。馬鹿なのぉあ?小峠は男に甘える事なんてないからな。やり方、教えておいてねぇ〜」
…私大丈夫だろうか。香月の兄貴のやり方は見た事がある。あれを私が?無理だ。それよりも災難な事がある
「あの…香月の兄貴…」
「なんだ?」
「ヒールが高くて…立ってるのがやっとなんですけど……。」プルプル
「え?!お前ヒール履いたことないのか?!」
「はいぃ…ヒールはあまり得意でないので。」
こんな事になるなんて思わなかったからな。
「うーん…座って酒注ぐだけだからあまり歩かなくても良いけど…歩けないのか…歩く練習からだな。」
「すみません……(泣)」
「じゃあちょっと練習しててくれ。俺は任務の内容を詳しく確認をして来る。」
「はい…。」
……はぁーーーーーー……やだ。
「ほんとに立ってるだけで必死なのに…と、とりあえず壁へ…ダァ!!」ドタッ!
…くっそおおおおお!!!転んだぁ!何年以来だ?恥ずかし過ぎる!!ま、まぁ…これで壁とは目と鼻の先だ。
「い、たぁ……くそぉ…」
ちょっとずつ歩いてみるか……。壁伝いで歩いて行こう。
コッ…コッ…コッ…
グラグラする。世の女性はこんなのを履いてるのか?こんなん履いたら捻るぞ!!(作者の実話)でも香月の兄貴に練習付き合って貰うことなんて出来ないし…頑張らないと。集中しよう。
コッ…コッ…コッ…
ちょっと慣れて来たかな?手を離してみるか。よし、集中集中…。
コッコッコッ……グラッ!
「ッ?!うわぁ!」
ボスッ!
「?!」
「…華ぁ???」
「あ、あぃ…(泣)」ガクガクブルブル
「てか、何その格好?」
「あ、はい…えと、女ヒットマンをやってみないかと親っさんに言われ、それで…この格好を。」
「ふーん…で、何してんの?」
「ヒールに慣れてなくて…少しでも歩けるように練習しようと…。」
やばいやばい…小林の兄貴にぶつかった。…さっき脱いでるの見られたばっかなのに…。
「…ゴホン…えーと…前回は完全に俺が悪いからよぉ…ぶつかったのは許してやるよ。」
「すみません!ありがとうございます!!」
「…手、貸してみ。」
「あ、は、はい!」
「手、取っててやるからバランス保ちな。」
「はい。」ブルブル
「……いいんじゃない?よし、ちょっと歩いてみるぞ。」
「はい。」
コッ…コッ…コッ…
(…大丈夫かねぇ?)チラ
「ッ……」
(すっっげぇ集中してる…こんなんで大丈夫なのか?)
「………よし、このぐらいやったら大丈夫でしょ。歩いてみてよ。」
「はい!」
「ッ………。」グラァ…
コッコッコッ
お、おぉ!おおお?!
「歩けました!小林の兄貴ありがとうございます!」
「ま、少しグラついてるし、暫く練習だな。頑張れ〜。」
「あ、ありがとうございます!」
小林の兄貴って…ひょっとして、もしかして、恐らくだけど優しいのかも……ないか。任務をスムーズに行うためだ。
「……お、良い感じじゃん。」
「香月の兄貴。お疲れ様です!」
「おう。それじゃあ任務の説明をするぞ。」
「はい!」
コメント
3件
大丈夫です!
名前書くの忘れてました。分かりにくかったらすみません…
0から1000にしときました! もっと物語作って欲しいです!