地獄
鏡夜
「鬼灯さん、頼まれていた資料持ってきましたよ」
鬼灯
「鏡夜さん、ありがとうございます」
鏡夜
「この資料ですが、少し古くて欠けている所あるので」
鬼灯
「いえいえ、大丈夫ですよ」
鏡夜達がそう話しているとずっといた閻魔が言った
閻魔
「ちょ!、儂の事のことは!?」
鏡夜
「あぁ、すいません気付きませんでした」
閻魔
「嘘だよね!?、鏡夜くん!?儂と目あったじゃん!?」
鏡夜
「おや?、そうでしたか?」
閻魔
「酷いよ!」
と閻魔が言うと鏡夜は冗談ですと言うと閻魔は鬼灯に聞いた
閻魔
「ところで、鬼灯くん、鏡夜くんから資料貰ってたけど何の資料?」
鬼灯
「あぁ、これは現世に前長旅しに行ったときの確保した亡者達の生前のあれです」
鬼灯
「鏡夜さんに亡者達の整理や何か綻びがないか調べてもらってたんですよ」
鏡夜
「ですけど、亡者達の生存の行いがどれも古く、欠けている所がありましてね」
閻魔
「なるほどね、生存の行いの再確認か」
鬼灯
「えぇ」
そう鬼灯達が話していると突然ドアが開き一人のおじさんが走って来た
おじさん
「ほーずきさま!!!」
おじさん
「陸って言うガキがミキちゃんのプレミアムサイン持ってるて言うのは本当か!」
鏡夜はこのおじさんの事をよく知っている
奪衣婆の夫である懸衣爺だ
鏡夜
「懸衣爺さん、お久しぶりです」
懸衣爺
「ん?、お前は七不思議の!そうじゃあ!」
懸衣爺
「鏡夜とか言ってたな!、今すぐ陸とやらに会わせろ!」
鏡夜
「何でですか?」
鏡夜がそう聞くと鬼灯が教えた
鬼灯
「懸衣爺はマキさんの大のファンでして、ライブやグッズ等沢山ありますし行ってます」
鬼灯
「ですが、前回にマキさん直々に書いたサインをプレゼントすると言う企画がありまして」
と鬼灯が言うと鏡夜は思い出した
鏡夜
「あぁ、思い出しました」
鏡夜
「確か、陸がライブの景品に応募して何かプレミアムサイン当たったと陸達が騒いでましたね」
鏡夜は大のファンの懸衣爺、プレミアムサインと考えるとある一つにたどり着いた
鏡夜
「まさか、、陸からサインを貰って欲しいと?」
懸衣爺
「そうじゃあ!!、儂はプレミアムサインが欲しい!」
そう懸衣爺が言うと鏡夜が言った
鏡夜
「欲しいなら、仕事しろこの爺」
鬼灯
「鏡夜くんがとうとう爺と呼んだ」
閻魔
「それもそうだよね、、古株なのに全く仕事さないからね」
懸衣爺
「仕事など!、後でやる、、」
鏡夜
「やらないでしょうが、仕事やってから出直してこいこの爺が」
鏡夜は絶対零度の声で言うと鬼灯を覗く閻魔と懸衣爺が凍りついた
後日
陸
「あのー、、、鏡夜さん、、」
陸
「その、、奪衣婆さんから何か俺に何故かプレミアムサインを隠せと言う伝言を貰ったんですが、、、何か知りませんか?」
鏡夜
「知らないな」
続く
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