どうも。題名では大々的に〝セカキク短編集〟と書いておきながら要素が薄くなっていることに気づいていても放っているああなげやりです。
最近、エスニックジョークにハマっておりまして……笑 元の作品様にも一部そういうものもありますが、個人的に好きなエスニックジョークを勝手に取り上げていきます。元の作品様と被っていたら……まあ、その時はその時で。もちろん菊さんは居るようにします。
セカキク………うん、気にしない、気にしない。
【待ち時間】
今日はいつものメンバーで遊びに行く予定だ。
「ルートヴィッヒさん…!
………すみません、少し遅くなってしまいました」
「…何を言ってる……集合時間1時間前だぞ……?」
「いえ……本当はもう少し早く着く予定でしたので」
「そ、そうか……」
〜集合時間30分前〜
「よぉ、菊………………………………とルートヴィッヒ」
「こんにちは、アーサーさん」
「何だそのおまけみたいな間は」
〜集合時間〜
「Hey!菊!!」
「アルフレッドさん…!」
「何故集合時間になっても来ないんだ!!」
「もう置いてくか?」
「……もう少し待ってみましょう、もう少ししたらいらっしゃるかもしれませんし」
「どうだろうな…」
「ハンバーガー買ってきてもいいかい?」
〜集合時間10分後〜
「あー疲れた……もうお兄さんヘトヘトだよー…」
「フランシスさん……」
「待たせといて謝罪も無しかよ、ワイン野郎」
「俺頑張ったのよ!?色々災難なこと起きてさー」
「へー」
「ちょっとちゃんと聞いて!?」
〜集合時間15分後〜
「チャオチャオ〜!今日もみんな早───」
「いつまで待たせる気だ!!!!」
「いででででででで!!!許してぇぇぇぇルートヴィッヒぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜!!!!」
「もう行くぞー」
「やっとか〜!待ちくたびれたんだぞ〜……」
「え、まだ────」
「きっとドタキャンってやつだってー、ね、菊」
「そ、そうですかね……?」
〜集合時間1時間後〜
「菊ー!フェリちゃーん!来たで〜………
誰も来てへんな……帰るか!」
【酒場】
今日は久しぶりにいつもの面子の都合が合ったため、酒場に来ている。
「やっとオフで全員そろったね〜!プライベートの菊もかわいいし大好きだよ♡」
「フェシリアーノくん…?もう酔われているのですか…?これは本物のお冷だと思うのですが……」
「菊こそ酔ってるんじゃないのかい?」
「え………?」
「お待たせ致しましたー!!こちら人数分の各種お酒でございます!」
「あ、ありがとうございます…!」
「………お兄さんには後でまけますね♡(コソ…」
「えぇ…!?ありがとうございます……、、?」
「……なんかあいつ菊と距離近かったあるな」
「絞めちゃう?♡」
「酒場で何てこと言ってるんだ……」
そんな会話をしていると、全員ほとんど同じタイミングで自分の酒の中にハエが入っていることに気づいた。
「はぁ!?あり得ないんだけどワインに入ってるなんて!!!………俺帰る!!!!」
「えぇぇ……!?フランシスさん!?」
「Waiter!」
「………はい!
…………どうなさいましたか?」
「この酒に虫が入ってるんだが……替えてくれるか?代金は2杯分でいいから」
「もちろんです!申し訳ございませんでした…!」
「俺のもなんだぞー!!
……あ、でも俺は1杯分しか払わないからな!」
「わ、私もです……」
「わわ、沢山……申し訳ございません……!」
「……アーサーさん、2杯分も支払われるなんて凄いです………!!」
「そうだろー!?」
「下心丸だ紳士………ブフッ」
「あぁ!?聞こえてんぞ!!!」
「ひぇぇぇぇぇーー!!!」
「……そういえばイヴァンさんとルートヴィッヒさんはどうされたんで────………!?」
「ん?菊くん飲まないのー?」
「このビールもいいな!」
イヴァンはそのままウォッカを飲み、ルートヴィッヒはハエを自分で取り除いて替えずに飲んでいた。
「あり得ねぇー………」
「アーサーくん何?」
「………な、ななな何も言ってねぇぞ?」
「……あ、そういえばフェシリアーノくんは…?」
「ヴェ?……菊かわいい♡ワインのツマミにいいね♡」
と言いながら菊の頬をつんつん……。
「やはり飲まれていましたか……」
「やー最初は俺もえぇ…って思ったんだけどね?かわいい菊を見てたらどーでも良くなっちゃった!」
「あ、あはははは……」
「……何我の菊に触ってるあるかぁぁぁ……太極拳で✗✗✗して✗✗✗✗してから✗✗✗してやるよろしぃぃぃぃ………かかってこいあるぅぅぅ!!」
「ハッ……!酔いつぶれてる王耀ならいける(倒せる)かも!!」
「「「やめとけ……」」」