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そして月見達はビリーヴァの部屋に入った
月見「暗い…スイッチスイッチ」
「こっちこっち」
リリックはスイッチを押した
しかし付かなかった
長年使ってなかったせいか、故障していた
リリック「ダメだね。壊れてるよ」
ステラが呪文を唱えた
「Ας γίνει φως!」
灯りがついた
ステラ「この明るさで十分だろう」
月見「ありがとうございます!」
カナ「ねえ、早速怪しいのが机の上に置いてあるよ。調べろと言っているような物じゃん」
リリック「ふむふむ……な〜るほど……」
彼女は日記と睨めっこをしている
5分が経過した
ステラ「リリック様、何かわかりましたか?」
リリック「……わっかんない!知〜らない!」
と日記をポイ投げした
それをステラは慌ててキャッチした
カナ「投げちゃダメだよ」
リリック「だって分かんないんだもん!」
と舌を出した
???「にゃ〜!僕が読むにゃ〜!」
月見「この声は…!ニック!?」
「そうだよ。ニックだ」
と人の姿になった
ステラ「おい弟よ、なんでお前がここにいる?学校の宿題は終わったのか?」
ニック「ぐっ………そんなのは後回しだ!!」
どうやら兄弟だったらしい
月見「兄弟だったんですか!?通りで似ていると思えば……」
ニック「そうだよ。兄貴はいいな〜。アカシック様の部下なんだから。俺もいつか………」
と彼は目を輝かせている
かずき「よっぽど夏樹は尊敬されてたんだな」
ステラ「本来はアカシック様を呼び捨てる事は俺が許さないが…そうか、友達だったんだな」
召使い②「そうですね。アカシック様が現実世界に興味を持たれて、お友達を作られるなんて……本当に成長しましたよね」
月見「あの……あなた達以外にも夏樹くんの仲間っているんですか?」
と言いにくそうに召使いに言った
召使い②「そういえばまだ名前をお教えしていませんでしたね。私の名前はアイリーン・ペクトと言います。……部下の人数は私とステラを合わせて7人です。他の方々は……別の場所にいますね」
???「僕のことかな?」
とアイリーンの持っている手鏡から聞こえた
彼女は顔をしかめた
「喋るなって言ったじゃないの!」
と鏡を上下左右に振った
???「やめて〜、目が回るよ〜。僕はただでさえ鏡の中から出られないんだから〜」
すると鏡からオッドアイの瞳が見えた
片方が赤、もう片方が紫だった
???「やぁ、よくここまできたね。月見ちゃんと真凛ちゃん、かずきくん、カナちゃん」
月見「なんで私たちの名前を知ってるの?」
と言って鏡から姿を現した
???「僕の名前はジュジュ・カーミンさ。僕はなんでも超能力でお見通しできる、ミュータントだよ。君たちのことならなーんでも知ってるもんね!!」
ぐるりと鏡の中で一回転して言う
月見「凄い……」
ジュジュ「それより……日記は?」