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コンコン


「出てくるめぅ~」


os「俺は、オスマンよろしくめぅ」


gr「グルッペンだ。よろしく」


os「グルッペン、この前部屋出てたやんね」


gr「…!」


os「別に、告げ口しないから大丈夫やよ」


gr「何故それを…?」


os「見つけたのは俺のお影様やけどね」


gr「お影…?」


os「名前の知らないシャドー家の方をそう呼ぶめぅ」


茶髪の髪にじっと閉じた瞳の生き人形が


道を案内する


今まで聞いたことのない単語


廊下は、この前グルッペ様と見たようなものではなく


特に装飾の無い質素な廊下だった


生き人形のための廊下なのだから


当然だとは思うが


os「グルッペンはどんなタイプめぅ?」


os「無口…ではないめぅ、でも、コネシマやシャオロン程うるさくもないめぅ…」


os「ま、何でもいいめぅ」


暗い階段を上ると


そこは


先ほどの廊下とはまるで別世界だった


どこもかしこもきれいな装飾が施され


そこで無数の生き人形が掃除をしている


kn「オスマン、遅いで!!」


sya「そいつが、新しく入った生き人形か?」


痛いほどの金髪の、澄んだ水色の瞳を持つ生き人形と


ニット帽をかぶった黄色の瞳の生き人形が


駆け寄ってくる


gr「グルッペンだ。よろしく」


kn「コネシマやで!よろしくな!!」


sya「コネシマうっさいわ、シャオロンや。よろしく」


os「改めて、オスマンめぅ。よろしく~」


「あっみんな集まってる?


os「ひとらん遅いめぅ」


ht「ごめんごめん、ひとらんだよ。よろしく」


os「さてと、みんな集まっためぅね」


バタッ


kn「どうしたんや?」


gr「いや、驚いてしまってな」


sya「あ~、確かに、俺も初めて来たときはそうなったわ!」


ht「そうそう、これを取りに行ってたんだよね」


渡されたのは、木の箱と布の袋


ht「それは、君専用の掃除箱とすすコート」


os「すすコートは今回は使わないめぅ」


gr「こんな物がもらえるのだから、俺は幸せ者だ!」


kn「そうやで、俺たちは恵まれてるんや!!」


嘘をついた


何故ついたかは分からないが



gr「にしても、広いな…」


kn「せやろ?あの廊下なんて一生続くからな!!」


sya「おい、嘘つくなよ」







その後は、床の掃除をして終わったが


何か違和感が残る


まだ、この感情の名は分からないが


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