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コメント
2件
手の大きさの違いまじ尊いよ…♡
朝、元貴に会えて一緒にいれたおかげなのか、授業が進むのがいつもの2倍くらいに感じる
それと、いつもよりも集中できた気がする
そんなに寝なかったし
テストも90点取れてたし。
元貴にこのこと言ったらなんて言うかな
驚くかな。
そんなことを思いながらホームルームを始めていく。
半分が先生の話で長いけどね、
w(………、!)
ふと廊下の方を見ると、もう元貴が待っていた。
意外と人見知りなのか、1年の他のクラスの人が挨拶をすると、小さく頷いていた
そんな姿さえも可愛いと思っちゃう
w「元貴!やっと終わった」
m「あの人話長いよね。話すネタどんだけあるのかな」
w「あはっw」
ここから音楽室まで長くて良かったなって今日初めて思った。
二人でいられるから、
m「若井、教えて」
とある日から元貴がギター教えて、と言ってくれる時が多くなった
俺はもちろん嬉しい。
教えるためにももっと練習して、上手くなりたい
w「ん、はーい、えっと?」
後ろから抱きつくように元貴の手を上から重ねる。
その度に少しだけびっくりして顔赤くなるの、まだこういうの慣れてないのかな
w「元貴ってさ、手ちっちゃいよね」
m「は?ちっちゃくないし」
w「涼ちゃんと比べてみ」
m「……、涼ちゃーん手貸して?」
いつもみたいに少し上目遣いで涼ちゃんにお願いをする。
…その少しあざとい上目遣い俺だけのにしたいのに
r「合わせればいいの?」
m「うん」手 出
r「わ、ちっちゃぁ〜」
r「可愛い、え、まじ可愛い。」
涼ちゃんはそう言ってそのまま元貴の手にぎゅって掴んだ。
恋人繋ぎじゃん、
m「へ、涼ちゃ、」
r「んふふ、恋人繋ぎ〜」
r「油断してたでしょ」
少し悪戯そうににこって笑う涼ちゃん。
少しずるい
w「さ、ギターやろ」
俺がそういうと、涼ちゃんか、手を離して、元貴はほんの少し寂しそうな顔をする。
…、