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本屋で出会ったあの人

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本屋で出会ったあの人

1 - 綺麗な女性

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2024年07月13日

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今回の登場人物︰今井小夜(主人公。書店員)、女性(大学生らしき美人)、その他(先輩)


今日は7月25日。夏休みに入った人もいるのか、いつもよりたくさん人が来ている。

小夜(人いっぱいいるな〜…こりゃレジが大変だわ)

小夜はいつものように本を整理していた。その時、

小夜(何この綺麗な人…)

綺麗な女性が入ってきた。

小夜(若そうだな…大学生かな?)

小夜はその女性を目で追ってしまった。なぜなら、彼女にとって、それはものすごく美人だったからだ。

小夜「いらっしゃいませ〜」

小夜がそう言うと、女性は軽くお辞儀をした。その時、少し微笑んだ。その笑顔に、小夜は心を奪われてしまった。

先輩「小夜、レジ交代してもらえない?それは俺がやっておくからさ」

小夜「えっあ、わかりました」

いきなりレジ交代を頼まれびっくりしたが、それは彼女にとって好都合だった。なぜなら、レジで先程の女性を担当出来るかもしれないからだ。

小夜「お次の方こちらへどうぞ」

小夜は着々と接客を進めた。

小夜(疲れた〜)

そう思いつつあった時、

小夜「お次の方こちらへどうぞ」

と言った時に気付いた。今からやる人が、先程の女性だということを。女性は、

女性「お願いします」

と言った後、丁寧に台へ本を置いた。女性が買ったのは小説2冊と漫画1冊。小夜は胸がドキドキしていた。女性を接客できているからだ。

小夜「ありがとうございました。またお越し下さい。」

女性「こちらこそありがとうございます」

女性はそう言って本屋から出て行った。小夜は少しガッカリしたが、まだ少し胸がドキドキしていた。

小夜(また、会えないかな…)

小夜はそう思いながら接客を再開した。




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