/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
メイ「ジャローダ！リーフストーム！」
ジャローダ「ジャロォォーーッ！」
ヨースケ「ガエンさん！かわせ…いやビルドアップ！」
ガエン「言われなくても！」
ビルドアップで瞬く間にガオガエンの筋肉は風船のように膨張した。
ガエン「ふん…所詮草技…効かないな。」
ヨースケ「油断するな。」
「あいつの特性は…」
ジャローダは特攻がぐーんと上がった！
メイ「そう…」
「私のジャローダの特性は”あまのじゃく”」
「特攻が本来がくっと下がるリーフストームを打てば打つほど特攻は上がる…」
ヨースケ「ほっとくとやばそうだな…」
「ガエンさん！」
ガエン「オーキードーキー了解！」
「”フレアドライブで突っ込むぜェェーッ！」
メイ（なかなか早い…！）
（だが見えないほどじゃない！）
メイ「ジャローダ！飛び上がれ！」
ジャローダ「ジャァ…ロッ！」
ガエン「読めてんだよそんなもん。」
メイ「しまっt…」
ジャローダが上にかわすのを読んでいたヨースケは既にガオガエンにそれを伝え、フレアドライブを振り上げさせておいた。
当然空中にいるジャローダがかわせるわけもなく…
メイ「ジャローダ、大丈夫！？」
ジャローダ「ジャロォォ…」
メイ（ジャローダはもう体力の限界でしかもやけど状態…）
（おそらく技を使えるのは次で最後！）
「ここで決めるッ！」
メイ「ジャロォォォォダァァーーーーッ！！」
「くらわせろッ！ハードプラント！！」
ジャローダ「ジャロォォォォォォ！！」
ヨースケ「ガエンさん。」
ガエン「…ああ、わかってる。」
「とうっ！」
ジャローダの今できる全てを懸けたハードプラントが放たれる。
しかし当たらない。
正確には当たっても瞬間拳で撃ち抜かれてしまって攻撃に至らない。
メイ（ああ…やっぱり敵わない…！）
ガエン「射程距離に…入ったぜ！」
ヨースケ「決めろッ！ガエンさん！」
メイ（マズイッ、来る！！）
ガエン「フンッ！」
メイ「…あれ？」
ガオガエンの拳は確かにジャローダの胴体にクリーンヒットした。
しかし問題はガオガエンが拳に握っていたものだった。
メイ「これは…まさか！」
ヨースケ「そう、ご存知”やけどなおし”だ。」
「あらかじめガエンさんに握らせておいたんだよ。」
「火傷が治ったならこれ以上ダメージが蓄積することはないし、瀕死になることなく安心してポケモンセンターにいけるってわけだ。」
メイ「あなた、どういうつもり…？」
「こんなことしても私が許すことはないし、私にはまだまだ手持ちポケモンがいる。」
ヨースケ「…お前、なぜ俺を襲撃した？」
メイ「！？それはもちろん部下のカタキのために決まって…」
ヨースケ「そう、お前はただ純粋に仲間の恨みを晴らすために動いた。」
「そしてそれには一切の悪意なんてものはなかった。」
メイ「…？」
ヨースケ「俺はいつもガエンさんの筋肉を見て生きてきた。」
「だから相手の…お前の場合とくにおムネのあたりの筋肉を見ると相手の心情がわかるんだ。
メイ「…それってあなた私の胸じっくり見てたってこと？」
ヨースケ「それはおいといて、だ。」
「これは俺の妄想だがお前はお金を払わなかっただとかそんなちゃっちい理由じゃなく」
「お前は本当に部下の怨みを晴らすためだけに動いていてその行動には一切の悪意が無かった。」
「悪意のないやつを俺はこれ以上攻撃できない。」
メイ「…だから助けた？」
ヨースケ「そうだ。」
「それと———そのジャローダさっさとポケモンセンターに連れてってやれよ。」
「ハードプラントの反動で動けないし、火傷が治ってもダメージ自体は回復していないんだ」
メイ「あっ…」
ヨースケ「それじゃあ夜分遅いことですし俺は戻るわ…」
「あっ、それと…」
メイ「…何？」
ヨースケ「メイさん…あんたは自分の仕事に違和感感じてるだろ。」
メイ「え？」
ヨースケ「いや、なんでもないんだ。」
「それじゃーな！」
メイ「ヨースケ…不思議な男だった…」
「ジャローダ、大丈夫…？」
「ごめんね、無理させちゃって…」
ジャローダ「じゃろぉぉ♪」
ヨースケ「戻ったよ〜んミヅキちゃぁ〜ん」
ミヅキ「あの人と、結構話し込んでたみたいだけどどんな話したの？」
ヨースケ「んー？気になるー？」
「そしたら教えてあげるー」
「——これはイッシュに滞在する上でとても大事なことだからマジで聞いといてくれ。」
ミヅキ（これは、ヨースケの真面目モード！」
「うん。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ