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松井汐｢健介……朝だよ｣
松井健介｢汐……おはよう｣
松井汐｢うん、おはよう。｣
彼女は本当に優しいです。
朝起こしてくれたり、朝ごはんをつくってくれます。
2年後
松井汐｢政？｣
本田直政｢どうしたの汐？｣
松井汐｢いや、何か見えた気がする。｣
本田直政｢どうせ、気のせいたよ。｣
松井汐｢私、健介と離婚したから……もしかしたら……｣
本田直政｢そんな事考えるなよ……｣
松井汐｢政……星奈ちゃんは？｣
本田直政｢保育園……｣
松井汐｢そうなんだ。｣
松井汐｢最近、不審者が地域に居るって噂あるけど、ホント？｣
本田直政｢うん。星奈が教えてくれたから。｣
松井汐｢健介……もう私たちやっていけないよ。｣
松井健介｢な、何でそんなこと言うんだよ！｣
松井汐｢だって……｣
松井健介｢じゃあ、分かった！離婚だ！｣
彼は優しかったはずだ……
だから、私も結婚をしたはずなんだ……
それなら、政に正直に言えばよかった……
政だったら……そんなこと考えなくても良かったのかな……
奈緒ちゃんが羨ましい……
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