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急いで連れ帰ってきて、家に着いた。
まず、
「お名前なに?」
僕は尋ねた。いつまでもコイツ呼びじゃ可哀想
「でびる!でび!びびび!」
コイツは言った。
「デビル?だけじゃつまんないな…後ろに『マン』とかつけようかな」
僕がボソッと言うと、
「びび!」
コイツは飛び跳ねながら言った。
どうやらこれがいい様だ。
「じゃあ今日から名前は『デビルマン』だね。よろしく。」
デビルマンは無言だが、ニッコリして居た。
窓の外は、地獄のまどろまどろした色なのに、なんだか鮮やかに見えた。
次の日になった 学校が始まった。
ちょっと学校めんどくさいけど、ドアを開けた。
学校につくと、先生から真っ先に聞かれた。
「お前、呪子人を見なかったか?呪子人が昨日の夜ここら辺で発見されたんだ。」
呪子人。害とも書く。
害と書く様に、地獄、天国、どちら構わず現れて、有能な天使、悪魔、死神、毎日毎日連れ去っていく。
昨日自分が拾ったのは呪子人ではなく、呪いで生まれた悪魔。なので、僕は首を横に振った。
でも、デビルマンが連れ去られたら悲しいな…と学校でずぅっと思っていた