テラーノベル
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『久しぶりの声』
ある日の学校帰り。
僕は声をかけられた。
「久しぶりだね」
声をしたほうを見てみると、女の人が立っていた。
その人は中学時代に僕が好きだった人だ。
「久しぶり」
僕が言うと、彼女は微笑んで言った。
「どう?高校は?楽しい?」
「うん。楽しいよ。逆にどうなの?」
「すごく楽しい!」
「そっか。なら良かった」
「うん!」
少し沈黙が続く。
すると彼女が
「ねぇ… 」
「ん?どうしたの?」
「私、あなたのことが前から…好きなの…」
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