テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
勢いよく流されていく。 でも、ふと何かに触れる感触がした。そして、引き上げられる。「だ…r」「どうしてこのようなまねをするの!?」誰だか知らないけど、私と何か似ているように思えた。貧乏な服を着て…「もしかして私と同じ?急に川に飛び込んで…死ぬ気なの!?…まあ、わかるよ。違うかもしれないけど、毎日辛い思いをしてきたんだよね。だから自殺を図ったんだよね?私も前に死のうと思った。でもよくよく考えれば、この命無駄にしちゃダメだなって。 今は暗い暗い穴の中で光が見えなくても、この先人生分からなくても、一生懸命に手がかりを見つけて探して探して探し続けて、必ず希望の光はあるから!それを繰り返して生きるってのが人生なんだよ。だから…生きて…?」……………「…うん…!ありがとう!またね!」貧乏そうな子に手を振る。「あぁ。またな!また…」ゴロゴロビガッ!その子の言葉をさえぎるかのように雷がどこかに落ちる。「…でな!」(最後あの子何を言おうとしていたんだろう。まぁ、いっか☆)――――
「いい話だったのにな。」
かなめがとぼとぼ歩いていくと、「かなちゃーん!こっちこっち!早く!」横断歩道の先には、あみの姿があった。「あっ、あみじゃん。なんで?Wまあ、これ以上名前呼ばれても困るしな。あぁ!今行く!!」タッタッタ…
するとその時。
キキーッ!パッパッパー!急激にクラクションならされてビックリしたじゃん。 何事かよ。でも、気づけば。「…しまった。」