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最近のルーガ様はいつも以上に図書室にこもっていらっしゃる。いったいどうしたのでしょう。あ、私はメイドのラルーといいます。いつもとように掃除をしていると、図書室でお見かけすることがとても多くあります。いつもは、城の中のいろんな所を探検したり、きずかないうちに城の外にいたりするのに…。だから私は、思いきって聞いてみた。
「王子、なぜ最近は図書室にこもっているのです？」
「新しいことを知りたいんだ。それに…、僕ももうすぐ、兄様を支えなきゃいけないからね」
「まぁ。何と素晴らしいのでしょう。そうだったのですね。では、失礼します」
ベルを守るって決めたのは、僕だから。
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