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チーノ

それは、俺にとって眩しい人


軍学校時代

[なぁ、ショッピ]

『…なんですか。』

[暇だからちょっと俺らの相手してくんない?]

俺はこいつらにいつも蹴られて殴られて、

助けて貰えるわけがない

いつもそう思っていた

『…わかりm』

「なぁ、お前ら何してんねん」

[あ、チーノさんどうも…]


チーノ

彼は人気者だ


「俺はそんなことより、何してるか聞いとんねん」

[いや、特に何もしてないですよ…]

[では…]

と言い逃げて行く

「大丈夫…か?」

『…はい』

「なぁ、名前は…?」

『あ、えっと…』

[おい、チーノー!]

「あ、ごめんね!また今度」

と彼は俺から離れて行った


『なんで…?』

『なんで来たん…』

別の日 彼はまた来た

「えっと…なんか話したいなって思って…」

あはは って無理して笑う彼

『そう…』

気なんてつかわなくていいのに


「あのさ、!」

また別の日

『…』

「名前…教えてくれないかな…?」

『…ショッピ』


あれからチーノは毎日来たんだったっけ。

本人はあの時のこお覚えていないっぽいけど

覚えてない方が好都合なんだけど、


ci視点

「ショッピ…」

俺は何か忘れている気がする

ショッピと初めてあった時、何故か知っているような気がした


「にしても、もう行く宛てないしなー…」

そもそも何故ショッピに避けられているのかわからないのに

でも、

幹部に聞けば俺の謎な疑問が解けるかもしれない

俺があったことがある幹部様は、

オスマン、ゾム 、コネシマ、シャオロンだ

オスマン様はなんかにこにこしてて何考えてるか分からないし、ゾム様はなんか怖そうだし…

でもシャオロンは信頼出来る気がしないし、もう何もおしえてくれなさそうだ


最後に

「コネシマ…」

前ちょっとだけ話しただけだったし、

シャオロンも会うといいと言っていたし、会ってみる価値はあるかもしれない


次の日

「じゃぁ、始めるでー」

ロボロ

この人も心無いだとか、情報系の担当らしい

r「はじめ」

今日は情報系の試験

パソコンでの作業が向いてるかを測る試験だ。

戦闘技能は


「おぉ、すげぇ」

”「え、?」

試験中鬱が話しかけてきた

鬱先生

女好きで、クズだけど優しい1面があるだとか。


「俺より仕事出来るんじゃない?」

”「あ、ありがとうございます…!」

以外と話しやすそうな人だ


r「大先生勝手に動くなって言ったやろ、帰って来い」

u「あー、悪ぃ悪ぃ」

と鬱は俺の場から去っていった

心なしか鬱は元気が無さそうだ


r「はじめ」

と言われ、試験に取り組む


数10分後


俺はパソコンををいじる方が向いてるのかもしれない

今の俺は戦えない

少し動くだけであのざまだ

「なぁ、ショッピ」

『…鬱様どうなされました?』

「もうやだなぁ…そんな硬くなくてもえぇんやで?」

『今の俺と鬱様は立場が違うので…』

「…さっきチーノに会ったけどえぇ奴やん」

『 … 』

「あと、コネシマもさ、」

『いいんです、もう』

『部長には会いませんから。』

「…ごめんな」

と、鬱様は去って行く


また俺は人を突き放す

何も知らない彼の事情 〜完~

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