テラーノベル
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佐久間さんだよー!今日は照の家にお泊りなんだけど、まだ最後までシたことなくて…照にそろそろ先に進もうって言われてるんだよ…。俺はまだ心の準備ができてない。でも、あと1時間くらいしたら岩本が迎えにくる時間。
佐久間「どうしよう…」
泣きそうな顔でスマホを手に取ると、相談をしようと阿部に電話をする。
阿部『もしもし、急にどうしたの?』
優しい阿部の声がする。
佐久間『ちょっと相談したくて…』
阿部『照とのこと?』
佐久間『う、うん…』
阿部『先に進みたいとでも言われた?』
佐久間『なんで知ってっ…』
阿部『やっぱり…佐久間はどうしたいの?』
佐久間『照がずっと我慢してくれてるのは知ってるけど…まだ怖い…でも、照の気持ちには応えたい』
阿部『照だって無理矢理はしないでしょ?ちゃんと話し合って決めた方がいいんじゃない?』
佐久間『そっかー…照に話してみる。ありがとう、阿部ちゃん』
阿部にお礼を言って電話をきり、ソファーに膝を抱えて座る。
岩本「まだ、そんなに怖いか?俺が信用できない?」
いつの間にか合鍵で入ってきていた岩本がリビングの入り口に立っていた。
佐久間「!?…聞いてたの?照のことは信用してるよ!ただ初めてだし…怖いの」
岩本は佐久間に近づき優しく抱き締め、頭を撫でる。
岩本「無理矢理はしたくない…最後までできなくてもいい。ただゆっくりでいいから先に進みたいんだ」
優しく抱き締めてくれる岩本の言葉に小さく頷く。
佐久間「わかった…着替え持ってくるから待ってて」
やっと決心がついて返事をすると、ようやく出かける準備をする。
佐久間「終わったよ」
少し緊張した表情をしながら岩本に声をかける。
岩本「そんな緊張するな」
言いながら佐久間の頬にキスをし、佐久間の手を引いて車に向かう。
今回はここまでです。今まで散々R18の内容を書いときながら、今さら初めてのさっくんを書きたくなって書いたけど難しい。
読んで頂いてありがとうございます。
コメント
9件
ニコイチ💛🩷🫰です
💛 🩷嬉しいです(*´ω`*)
いつでも初めては読んで楽しいし可愛いです😍🩷🩷🩷