テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

⚠️

ご本人とはなんの 関係もありません 。

死ネタがあります。

苦手な方ここでブラウザバックお願いします。

それでは レッツゴー !




( 9話 )


(1度目の世界の現在)


ほとけ :「確かこの辺に…」


ほとけ :「あった!」

「初兎ちゃん、待っててね。」


大好きな相方が大好きなメンバーを救うため

過去に行ってからはや2年。

みんな徐々にあにきのことも乗り越えてきた。

だけど、初兎ちゃんが居なくなってメンバーの顔はまた曇り出した。

帰ってこなくなって1ヶ月経った頃1度初兎ちゃんに電話をしてみた。


でも出たのは


留守番電話


だった。


ほとけ :「初兎ちゃんまでいなくなっちゃッやだよ」


研究所に過去へ行った相方について聞きに行くことを決心した。

もちろんメンバーはもっと早くから言ってたけど、

国からは違反行為だとか研究を妨害することは犯罪になるらしく何も出来なかった。


でも…

「初兎ちゃんのいない世界でなんて、生きてたくないッ」


ガチャ キーッ

研究員 :「関係者の方ですか?」

ほとけ :「…いえ、違います。」

研究員 :「?でしたらおかえり願います。」

ほとけ :「ここに白い髪をした僕くらいの子いますか…ギュッッ」


怖くなり服をぎゅっと握る


少しの沈黙が続いたあと研究員と思われる人が口を開いた

研究員 :「居ますよ。案内しますね。」

ほとけ :「…!はい!」

やっとッ初兎ちゃんに会えるッ!

そんな期待を胸に研究員の人について行った





でも期待とは裏腹に僕の相方は変わり果てた姿でそこにいた


ほとけ :「初兎、ちゃん、?」


そこには転送用ポットに入っているまるで人形のように感情のない顔の初兎ちゃんがいた


ほとけ :「初兎ちゃんッ!!!」

研究員 :「ダメですッ!」

ほとけ :「、?」

研究員 :「今触れてしまったら戻って来れなくなってしまいます…。」

ほとけ :「 ッッ !?」

ほとけ :「でもッもう2年も帰ってきてないんですッッ…なのにッ…」

研究員 :「あちらのモニターを見てください」

ほとけ :「え、?」


モニターには僕が経験したあの日の風景が映し出されていた。


ほとけ :「あにき、それに、初兎ちゃん、?」

研究員 :「初兎さんは過去を変えすぎたんです。」

研究員 :「何度も何度も過去と未来を行き来してここではなく未来の世界でのこの研究所からまた過去へと移動を繰り返してるんです。」

ほとけ :「な、なんでそんな…ッ」


「僕が全部終わらせてくるから」


…そうだ、人一倍責任感が強い初兎ちゃんが、何もしないで帰ってくるわけない。

まだ、きっと1度も救えてないんだあにきのこと。

ほとけ :「ここに戻ってくるにはどうしたらいいですか?」

研究員 :「初兎さんが目的を果たしここの研究所のボタンを押す、それか初兎さんが死ぬかです。」

ほとけ :「もし、今死んでいる人を生かすことが出来たらどうなるんですか、?」

研究員 :「その出来事が突然変異の如く記憶が書きかわります。」

     「そして記憶が変わり、今まで通りの          生活に、戻れるはずです。」

ほとけ :「はず…?」

研究員 :「初兎さん以外この実験に参加された方は3人、皆さん、亡くなられました。」

ほとけ :「え、なんでッ!」


研究員 :「過去で死んだからです。」


研究員 :「ほかの3名も過去で助けたい人がいたそうで何度も何度も過去を行き来してました。しかし精神を病み、死ぬはずだった助けたかった人の代わりに自分が命を絶つことでこの世界へと帰ってこられました。」


研究員 :「それによって生きて帰ってきた助けられた人はここへ来て過去でここの話をされたそうで、訴えられてしまい初兎さんが帰ってきたらここの研究所は無くなるんです。」


ほとけ :「成功例が、ないってことですか、?」


研究員 :「過去で、自分が見たものと違う出来事が起こることもあるようで、立ち回りが上手くいかないんだと思います」


ほとけ :「なんでそんなことが、」


研究員 :「所詮は脳の洗脳見たいもので過去へ行っています。ズレが生じてもおかしくないんです。」

ほとけ :「そんな…ッ」

研究員 :「さぁ、分かりましたか、?」

     「もうお引き取りくださ、」


ほとけ :「あ、この日だ。」

研究員 :「え?」

ほとけ :「アニキが死んだ日」

研究員 :「ですからずっとッ」

ほとけ :「これはズレがないと思います」

研究員 :「え、?」

ほとけ :「確かにこの時間に」



【 初兎side 】

初兎 :「ん、もう何度目や。」

悠佑 :「初兎〜もう着いたでー!」

初兎 :「うん、今行くな笑」

    「?」

なにかいつもと違う気がした 、僕はハッとした


初兎 :「ここ、今までで1番僕のいた過去と同じや。」

ほとけ/ 初兎 :「「海の家の人が話しかけてくる、」」


海の家の人 :

「お兄ちゃんたち!今日来てくれてありがとねー!」


初兎 :「!ここだッ!」





【 ほとけside 】


研究員 :「そんな、まさかッ」

ほとけ :「初兎ちゃんは帰ってきます。」

     「大丈夫ッきっと。」

     「そうだよねッ初兎、ちゃんッ」



ー君の居ない5年後の夏ー

過去と未来を行き来できるようになった世界のお話

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

53

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚