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#鬱展開
Mist-404
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mogyumogyuGemi
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コメント
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第38話、読み終えました…!ゼゥテルの「均衡を見届ける者」という立場、すごく印象的でした。味方でも敵でもない、でも零との約束で動く――その距離感が物語に深みを出してますね。そしてラスト、マランとデウスの邂逅。戦意はないのに空気だけで山が震える描写、ゾクッとしました。ついに最強同士が向き合う瞬間、すごく胸が熱くなりました!次が待ち遠しいです🤍
東京湾・ゼゥテルとの会談
静寂が辺りを包む。
ゼゥテルは能研、そしてハルシオンの面々を見渡した。
「勘違いするな。」
「私はお前たちの味方でも敵でもない。」
「私は均衡を見届ける者だ。」
惣一が一歩前へ出る。
「では、なぜ我々に警告を?」
ゼゥテルは短く答えた。
「零との約束だ。」
ソウヤはその言葉に反応する。
「零と……。」
ゼゥテルはソウヤを見つめる。
「お前は、まだ知らなくていい。」
「時が来れば、すべてを知る。」
ハルシオン・艦橋
フランはゼゥテルを見送りながら呟く。
「世界が動き出したか……。」
ベルソルトが静かに尋ねる。
「艦長。」
「デウスは、本当に現れるのでしょうか。」
フランは迷いなく答える。
「ああ。」
「ゼゥテルが嘘をつく理由はない。」
ヴァフズルーズがモニターを確認する。
「世界各地で異常な能力反応が同時発生しています。」
「偶然ではありません。」
マスタークラウン本部
グランは円卓に拳を置く。
「デウスが動く。」
部屋の空気が重くなる。
ペインでさえ笑みを消した。
ネネは不安そうにアランダの服を掴む。
「デウスって……怖い人?」
アランダは優しく頭を撫でる。
「ええ。」
「でも、それ以上に悲しい人なのかもしれない。」
マランは静かに立ち上がる。
「……俺が行く。」
グランが止める。
「まだだ。」
「お前とデウスを会わせるには早すぎる。」
しかしマランは窓の外を見つめたまま、小さく呟く。
「もう避けられない。」
能研本部
ソウヤは一人、屋上で夜空を眺めていた。
そこへイレイダが缶コーヒーを差し出す。
「飲め。」
「ありがとう。」
しばらく沈黙が続く。
やがてイレイダが口を開く。
「零に言われたこと、全部信じるな。」
ソウヤは驚く。
「え?」
「自分で見て、自分で決めろ。」
「それが、お前の答えになる。」
ソウヤは静かに頷いた。
世界のどこか
古びた教会。
ステンドグラスから月明かりが差し込む。
一人の男が跪いていた。
黄金色に輝く髪。
黒と白が織り交ざった衣。
その周囲だけ空間が静止しているようだった。
男はゆっくり立ち上がる。
「……。」
その視線の先には、一枚の古い肖像画。
描かれているのは――
乾 匠(いぬい じょう)。
デウスは静かにその絵に触れる。
「四百年。」
「ようやく……。」
「お前との約束を果たす時が来た。」
その瞬間、教会全体が微かに震えた。
その頃・覇者の集い
遥か高次元に存在する「覇者の集い」。
七柱の神格者が円卓を囲んでいた。
ペルムが静かに口を開く。
「デウスが動いた。」
ゲヴォンは目を閉じる。
「止めるか?」
ゼゥテルは首を横に振る。
「止めん。」
「これは世界が選ぶ試練だ。」
ネフィが静かに呟く。
「零の継承者が、本当に現れるか。」
その言葉に全員が沈黙した。
エピローグ
夜明け前。
人里離れた山中。
マランは一人で立っていた。
風が吹く。
その向こうから、一人の男が歩いてくる。
黄金色の髪。
穏やかな表情。
だが、その存在感だけで周囲の木々が静まり返る。
マランは目を閉じ、小さく笑った。
「……来たか。」
男は静かに立ち止まる。
「久しいな。」
「マラン。」
マランはゆっくり目を開く。
「デウス。」
二人の視線が交わる。
戦意はない。
しかし、その場の空気だけで山全体が震え始めていた。
世界最強格同士の邂逅が、静かに幕を開ける。
第38話 完