雲の下で振り返る思い出

私の名前は。

去年から私は、サンタクロースになった。

「胡桃！注文来てる！！」

「8番地だって！」

「了解！」

サンタクロースにとって クリスマスは

大イベント。

地球の人達はサンタクロースなんて

クリスマス以外働いてないって

思ってると思うけど、実は全然違う。

クリスマス以外は、

その子供が喜んでいるかの調査をしたり、

来年の子供のプレゼントの用意。

それから──…。

「胡桃！今度は12番地！」

「おっけー！！」

早速8番地の家に行こう。

私達のプレゼントを届け方は、

子供たちが楽しんでくれるように

子供たちの前で要望を言ってもらい、

プレゼントしている。

とはいえ、魔法を使えるサンタクロースも

今は少なくなってきているの。

でも私は使えるんだ！

この祖父がくれたお守りの魔道具あるから。そうそう、私の祖父は初代のサンタクロースなんだ！