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(優視点)
俺は高校1年生となり入学式に来ていた。
時間をただ待つだけでみんな避けてく。
「当たり前か、」
ヒソヒソと噂が聞こえてくる。
俺は俺らしくしているだけなのに…
霧都が睨みながら相手を返してくれている。
霧都はこの学園の生徒である2年生だった。
ふと、目に輝くような黒髪が目に入った。
サラサラなびき、黒き宝石のようなかがやきをもっていた。
何かをみている黒の宝玉のような目。
何もかもが触れば壊れてしまいそうな感じがした。
「見つけた」
「?どしたんだ、優」
「あぁ、霧都、ようやく見つけたんだ」
「え!?お前がずっと探してた人か!?」
「あぁ」
「話しかけに行かねーの?」
「いや、やめとく」
「?なんでだよ」
「俺は今や族の総長だ、怖がられるに決まってる」
「はぁ、まぁ、そうだな、話しかける機会はまたあるだろうし」
「あぁ、”リコリス”との決着もつけなきゃいけねーし、あいつを巻き込みたくはない」
「まぁ、それが最善の判断ってわけか…」