時を戻し、雲雀がトイレのドアを開けるシーン
【風楽奏斗】
🍝🍷「お!雲雀大丈夫だった?」
♦☕「かなと……その、えっと、」
🍝🍷「どしたの?」
♦☕「他の人には言わないで欲しいんだけど……」
🍝🍷「うん、」
♦☕「おれ…生理男子なんだ、」
そう雲雀は声を震わせながらいった、
きっと怖いのだろう、
俺は生理なんて来たことないし、痛みも分からないから…
でも、雲雀が、こんなに震えながら言ってるのも初めて
きっとそれくらい彼にとって、言うことは怖いのだろう
♦☕「今まで隠しててごめん」
震えた声で謝る、
♦☕「迷惑かけてごめん」
そんな言葉に俺は何も言うことが出来なかった、言わなくちゃいけない、「雲雀は悪くない」とか、「言うの辛かったね」とか、でも、そんな言葉は俺の口から出ることはなかった、
俺の口から出た言葉は
🍝🍷「ひばは迷惑掛けてないでしょw」
「バカなの?w」
いつも通り雲雀に接する言葉だった、
ここで俺も暗くなっていたらひばが悲しむから…
🍝🍷「ほら、ひば、みんなのとこ戻るよ?」
♦☕「うん」
俺にとってひばが元気なのが1番だから
その後みんなのところに戻った、
セラフが駆け寄って
🦉🎻「大丈夫だった、!?」
なんて言う、それに対し雲雀は
♦☕「大丈夫だよ」
と、そういいながら、セラの頭を撫でた、
まるで飼い主の帰りを待っていた犬と帰ってきた飼い主みたいで微笑ましかった、
✨🥂「セラフくんめっちゃ心配してたんだからね」
と、不破さんがいった、少し申し訳なくでも、セラなら、してそうだなと感じ、微笑ましかったが
🍝🍷「そーなんだ」
と、少し素っ気ない返事をしてしまった
🦉🎻「だって、大切な同期だもん」
と、僕の素っ気ない返事に答えるかのように、少し恥ずかしがりながらセラがいった、
🍝🍷「まぁ心配するよな同じ同期だと 」
俺だってそれは分かる、実際、セラが生理でたまに辛そうにしてる時だって心配したし、今回のひばのこともめっちゃ心配したのだから
♦☕「ほんとごめん」
それに対しひばは謝った、ひばは悪くないのに
🍝🍷「悪くないよ、雲雀は」
と、さっき言いたかったセリフを今口にした、でも、”は”とつけてしまった、…やっぱり俺はこういうのは苦手だ
♦☕「…ありがとう」
少し間があったものの、返事をした、
さっき言わなかったのはきっとこうなると分かっていたのだろう、
💸🗝「体調の方は大丈夫そ?」
ロレさんが聞くと
♦☕「はい!」
と元気に返事した
💸🗝「ちなみに原因って」
誰もが気になるのだろう、原因
♦☕「えっと…」
言いたくないことは伝わる、なら俺が嘘をつこう…
勝手な行動をする僕を許して欲しい
🍝🍷「こいつまじで原因えぐくて」
「確実に短パンはくとギリギリバレない所に怪我あって、多分それで何かと血が漏れたんだと」
💸🗝「なるほどね」
多分嘘ってバレて入ると思う
勘のいいセラには確定でバレていると思う
ごめんひば、俺やらかしてばっかだ
その後イブさんたちが「帰んな?」と雲雀に行ったので自宅ワークがある俺は雲雀を家に送っていくことになった、
帰り道、ひばを送っていると思わぬ発言が僕を襲う
♦☕「…セラおって、好きな人いるんかな」
なんてそんな言葉、どういう意味なのだろう、
これに関しては追求してしまう、
🍝🍷「ひば、それどういう意味?」
♦☕「んや、何となく…いるのかなって」
🍝🍷「ひばが、セラを好きとかじゃなくてる」
そうひばにきけば、ひばは、ビクッとなり否定した
これはほぼ確定なのでは?…
🍝🍷「誰にも言わないしいいなよ」
そういっても、ひばは違うの一点張り
ひばがセラのこと好きと感じて少し胸が痛むのは…何故だろう…だなんて思うほど僕は鈍感じゃない
多分このチクリとする胸の痛みは
ひばのことが恋愛として好きだからだ、
きっとこの胸の痛みをこれからも感じるのだろう…
それでも、ひばが幸せになるのなら、セラとの恋路を邪魔はしない
コメント
2件
今回も奏斗イケメンでしたね! マジ雲雀が悲しまないように庇ってあげる所とかマジイケメン過ぎ!