前回
日常組と出かけることになったぺんちゃん
らっだぁは離れたくないけど
遅れたら嫌だからととりあえず間に合わせ
なんだかんだ、楽しんだ帰り
らっだぁを待っていた
ぺんちゃんは殴られて……!?
続きマース
通報やめてくださいお願いします
モブレです
今回は暴力表現あります
無理な人は回れ右…
いいですね?
ぺんちゃん視点
ぺ「…………ん…ぅ?」
パチリと、目を覚ますと
全く知らないところにいた
ぺ「……?」
体を動かそうとすると
手足を縄で縛られているらしく
全く身動きが取れない
ぺ「……ッ!ンゥ!」
お陰に口にも縄で猿轡のようなものを
作られていて咥えさせられていた
???「起きた?」
ぺ「!?」
誰かがいたらしく話しかけられる
???「やっと起きたね」
俺は、なんでこうなっているのかいまいち
分からず
なんでこうなったのか思い出した
ぺ(そうだ、俺殴られて_)
多分、目の前にいるやつがそうだろう
???「ぼ、僕ずっと探してたんだ」
???「君は必ずいると思ってた!」
???「あちこち探してやっと見つけた!」
???「あぁ、それもこれも
あの小さな子のおかげだ!」
???「君の事を大声で
『ぺいんと』さんって
呼ぶんだもの!」
ぺ(小さい子……話し方からしてしにがみか)
???「やっとこれで」
???「僕だけの『ぺんちゃん』だ!」
ぺ(『ぺいんと』としての俺を狙ってか)
俺は、そいつの顔は全く見た事ないやつ
だったのでとりあえずモブと呼ぶことにした
モブ「嬉しいなぁ…声を、聞かせてよ」
シュルり…と、俺にされていた猿轡が相手によって取られる
ぺ「……ッ、家に、返して」
モブ「……あぁ、嬉しい!!!生声だ!!」
ぺ「ねぇ、お願い……」
モブ「……やだ、やだよ」
モブ「だって……だってだってだって!」
モブ「苦労して見つけたのに!
探し回ったのに!返すもんか!絶対!」
ハァハァ…
と、息切れする音が響く
モブ「なんで……なんでらっだぁと
同棲してるんだよ…」
ぺ「……ッ!?」
(こいつ、なんで知って…!?)
モブ「あのあと、らっだぁが
来てたんだよ?
君を迎えに」
〜数時間前〜
らっだぁ視点
ら「……いない」
仕事を終わらせてぺんちゃんを
迎えに来たけど…
いないなぁ…
ら「どっか行った?…いや、絶対
連絡するタイプだなあいつ」
これまでもそうだった
ぺ「あ、俺ちょっと○○行くからいなかったら来て」
ら「おけまる水産〜」
ら「あいつに限ってそれは無い」
だとしたらどこに?
ら「……聞いてみるか?」
トテトテ……
ら「……す、すみません…」
モブ「……ッ!?」ビクッ
ら「あ。」
モブ「は、はい?」
ら「あ、えーとですね…」
スっ……
俺はぺんちゃんの写真を見せながら
ら「この人見ませんでしたか?」
と、聞く
モブ「ッ……どうしてですか?」
ら「あ、この子と同棲していまして
……迎えに行くって
言ったんですけど居なくって……」
モブ「…あ〜……すみません
僕、その人の事見てないですね…」
ら「あ、ですよね…すみません急に」
モブ「いえ、……見つかるといいですね」
ら「……?はい」
〜回想終わり〜
モブ「いきなり聞いてくるからびっくりしたよ」
ぺ「らっだぁには、何もしてないよな」
モブ「する訳ないよ!
君にしか興味無いもん」
ぺ(良かった、無事なんだ)
ぺ「ホッ……」
モブ「…………」
ぺ「……?なに?」
モブ「やっぱり…」
モブはなにかぶつくさ言いながら
俺に近づいてくる
ぺ「……?」
モブ「……ぱり、やっぱり、やっぱり!」
モブ「らっだぁと付き合ってるな!!」
そう叫ぶとモブは俺を殴った
ボコッ!
ぺ「っう」
モブ「僕がここに居るのに!
らっだぁの事ばかり!!
僕だって君を思っているのに!」
ドゴッ!
ドカッ!
ぺ「……ぅ”…」
モブ「……ッハッ……ご、ごめん」
モブ「ごめんよ、でも…君が悪いんだから」
そう言って俺の首に
手をかける
ギリギリギリッ!
ぺ「グッ……ツ……ゥ」
ぺ(苦しい……)
モブ「君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い」
ギリギリギリギリッ!
ぺ「……ッ、……ク……」
俺はだんだん目の前が暗くなっていく
モブ「君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い君が悪い!!」
モブははまだぶつくさ言っている
ぺ「………………ゥ」
俺は、目の前が見えなくなった
らっだぁ視点
……ぺんちゃんからLINEが来ない
いつもなら来る
ていうか、駅にもいないから
家にいるのかと思ったらいない
ら「…………なんで?」
どこに行った?
しにがみのとこ
ら「ぺんちゃんいる?」
し「え、いませんけど」
トラゾーのとこ
ら「ぺんちゃんいる?」
ト「え、いませんよ?」
クロノアさんのとこ
ら「ぺんちゃんいる?」
ク「え、いないですよ?」
探した
探した
公園
広場
駅
店
……運営ホーム
探した
探した
探し回ったのに!
ら「…………いない」
ら「……なんで?」
俺が何かした?
いや、最近喧嘩してない
なんかあった?
いや、それならあいつ顔に出る
なんで?
ら「どこ、どこにいるの?」
(なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで)
ら「ぺんちゃん……どこ?」
俺は、駅のとこで出会った人を
思い出していた
ら「……ん?」
ら「……まてよ、あいつ…」
モブ『いえ、……見つかるといいですね』
ら「見つかるといいって……どういうこと?」
普通なら『出会えたら』じゃないか?
ポコンッ
LINEだ
LINEを開く
ト「らっだぁさん」
ら「なんだ、トラゾーか」
〜LINE〜
ら「どしたー?」
ト「いえ、なんかあったのかと思って」
ら「感鋭くない?こいつ……」
ら「……実はさ」
俺はトラゾーに全部話した
ト「ぺいんとが、いない?」
ら「うん、駅に迎えいったけどいないし
家にも家の近くにもいない」
ト「どっか行ったとかは?」
ら「ない、あいつ絶対連絡くれる」
ト「……分かりました、しにがみさんと
クロノアさん連れて伺います」
ら「……え?」
ら「まっ、待ってなんで」
ピーンポーン
ら「…………早くね?」
ガチャ……
ト「こんばんは」
し「こんばんは〜」
ク「こんばんは」
ら「…………早くね?まぁ、いいや
どうぞ」
ト「おじゃまします」
し「おじゃましま〜す」
ク「失礼します」
……バタン
ぺんちゃん視点
ぺ「……ゥ」
ゆっくりと目が覚める
ぺ「……ッゴホッ!……ゴホッ!ゲホッ!」
思いっきり息を吸いすぎて
急に来た酸素に肺がびっくりしている
ぺ「ゴホッ!ゴホッ!……ッ、あ、いつ
……は?」
なんとか、整えた息で呟きながら
ぼやける視界を動かす
キョロキョロ…
人影らしきものは無い
ぺ「っ、ら、だぁ…」
らっだぁの名前を呼ぶ
返事はない
当たり前だ
ここにはいないから
ぺ「らっ、だぁ……!」
それでも呼んでしまう
ガチャ……
ぺ「ッ」
ぼやける視界で扉から誰かが入ってくるのが見えた
あいつだ……
モブ「ただいま」
ガサリ……
モブの持っている袋らしきものが揺れる
モブ「色々買ってたらこんな時間になっちゃった」
そう言われて、俺は時計を見る
深夜0時
モブ「ご飯買ってきたんだ」
ガサガサと、袋を漁り
おにぎりとお茶を取り出す
モブ「はい」
剥かれたおにぎりが俺の口の前に出される
手足が縛られた状態では
自分で食べることは出来ない
俺は少し考えて
おにぎりを食べることにした
ぺ「……パク」
モグモグ…
モブ「……」ジーッ
ぺ「……ゴクン、なに?」
モブ「いや、綺麗だなと思って」
ぺ「は?」
正直こいつ頭イカれてんのかと思った
モブ「……」
ズイッ
と、おにぎりを食べろと言わんばかりに
差し出される
食うけどさ……
ぺ「パク、パク……モグモグ…」
モブ「……パク…」
俺をじっとみながら
モブもおにぎりを食べだした
見ないでくれないかな…食べつらい…
ぺ「……ゴクン…お茶くれない?」
俺がそう言うと
モブ「はい」
と、ストローが刺されたお茶を出される
チュー……ゴクゴク
ぺ「ん……ごちそうさま」
モブ「…………」
俺を見ながら食べていたモブも
食べ終わったようで
モブ「……ごちそうさま」
モブ「……ねぇ、ぺんちゃん」
ぺ「……気安く呼ばないでもらえる?」
モブ「ぺんちゃんはさ、どうしてらっだぁと付き合ったの?」
ぺ「……どうして…?」
モブ「うん」
ぺ「……教えない、てか、教えたくない」
モブ「なんで?」
ぺ「こんなことするやつに教えるギリない」
モブ「……またそんなこと言う」
ゆっくりと立ち上がるモブ
モブ「分からないなぁ…ぺんちゃんは」
モブ「自分に置かれてる立場
分かってんの?」
ぺ「分かってるよ」
モブ「じゃあなんで?」
ぺ「なんでって、ここで折れるほど
俺弱くないよ?」
モブ「……ッ!」
ドカッ!
ぺ「う」
モブ「なんなんだよ!」
ドコッ!
ドガッ!
ぺ「グ…ゥ」
モブ「こうしたら素直になると!
思ったのに!!」
ドゴッ!
ドスッ!
ぺ「グッ……ウッ!」
モブの蹴ったところがちょうど鳩尾に
入ったらしく
さっき食べたばかりの
おにぎりが吐き出される
ぺ「……ッオェ!……オエェ!」ビチャビチャ
モブ「ほら!こんなことに何じゃんか!」
モブ「逆らうなよ!僕に!」
ぺ「……ッ、や、だよ」
モブ「!」
ぺ「俺が従うのは……らっだぁだけだよ」ニヤ
モブ「……このっ!」
ドスッ!
ドスッ!
ドカッ!
ぺ「グフッ……ゴホッ!ゴホッ!」
ぺ「……ァ……オエェ!オェ!」バシャバシャ
ぺ「……ッ、は……ハッ」
モブ「あーあ……あと片付けが大変」
ぺ「ゴホッ!……ゲホッ!……ッハ」
俺は吐きすぎて
気持ち悪い口の中を感じながら
もう一度眠った
らっだぁ視点
し「…………え?」
ク「それって……」
ら「……うん、そう」
ト「マジすか…」
ら「……もう決めた」
ト「じゃあ、あとは段取りを」
ら「うん」
し「で、でもっ
それじゃらっだぁさんは!」
ク「……」
ら「……いいの」
ら「ぺんちゃんを助けるためなら」
ク「……どうなっても知りませんよ」
ら「そんときは……頼んだ」
ぺんちゃん視点
ぺ「…………」
また、目が覚めた
あいつは寝ているらしく
転がっていた
口の中は気持ち悪いまま…か
さすがに俺の口の中まではしてないらしい
ま、さすがに出せないよな
モブ「……ん」
モブが起きたらしく
モゾモゾと動き出す
モブ「……おはよう、ぺんちゃん」
ぺ「…………」
俺は何も返さない
モブ「俺、出かけてくるから」
モブ「帰ってきたら楽しいことしようね」
楽しいこと?
楽しいことって、なんだ?
ぺ「……らっだぁ…助けて…」
俺のケータイは多分あいつに奪われた
ケータイの感覚がない
ポケットの中にはらだおくんがあると
思えるくらい
ぺ(このらだおくんなんなんだろ?)
らっだぁが出かける前に渡してきたけど…
手足が拘束されたままではまともに
ポケットをまさぐることも出来ない
ぺ(解けないかな、これ)
ググクッ……と動かすがビクともしない
ぺ(あいつ力強…)
そのまま暫くぼーっとしていたら
ガチャ…
扉の開く音
あいつだろうな…
モブ「ただいま」
モブ「ぺんちゃん、楽しいことしよう」
ぺ「…………」
モブ「まただんまり?」
モブ「まぁ、いいけど」
ぺ(何すんのこいつ)
モブ「じゃーん!」
そう言って袋から出したのは
ローション
ゴム
大人の玩具
ぺ(……え、こいつまさか)
モブ「多分ぺんちゃん、まだらっだぁと
シてないんでしょ?」
モブ「俺が初めて奪ったげる♡」
ぺ「……ッ!」
……続く
ところで、パッピーエンドとバッドエンドどっちからみたいですか?
こっちから見たい!の方から上げていきます
さらなるバットエンドもあるので
それから見たい人は
さらなるバットエンドっていれてください
何もコメントが来なかった場合
さらなるバットエンドから投稿します
コメント
2件
うわぁぁぁバッドエンドもどっちもみたいwww最高✨