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次元を超えた先には暗く大きな城になっていた。その城の窓から外を見ると庭の場所にテラスがあり、そのテラスにはお茶とお菓子が用意されていた。その机の上にひとつの黒い影が見えるとアタシは窓から飛び降りてテラスまで優雅に歩きつつ接近した
下落「ひっさしぶり〜♪げんきにしてたの?いっちゃん。」
セン「えぇ、貴方と最後にお会いしたのは50年ほど前でしたかな?お嬢。」
遠目で黒い影のように見えたものは近くで見ると、紫の羽でフードを被り、黒ユリを飾りにしているあの猫狸くんくらいの大きさのフクロウで、種族的には妖精族らしい。彼はセン(アタシはいっちゃんって呼ぶよ!)。今回の捻れた世界に招待されていたお偉いさんのうちのひとりでお母さんだなんて言われている。
下落「そんな前だったっけ?アタシ忙しくてそこら辺まで覚えてない!」
セン「それはそれは、お疲れ様ですね。お嬢、何か飲み物をご用意しましょうか?」
下落「じゃあ〜?温かいミルクココアでお願いね!」
セン「おや?私の予想よりも疲れが溜まっているようですが…どうかしましたか?」
下落「ん〜?いっちゃんは捻れた世界の資料は読んであるよね?」
セン「えぇ、他世界からのご指名された仕事ですから。目は通してありますよ 」
下落「あのね! さっき学生が命に関わる事故起こしてたからアタシがブロット肩代わりしてあげたの!その代わりにアタシのストレスが溜まってて…」
セン「事故ならば仕方ありませんね、少し休憩してから戻られた方が良いのでは?」
下落「…はいはーい!!分かってるよ…」
センが温かいミルクココアを下落に渡しつつ言うと、次元の壁を超えておじさんが何かを引きずりながらやってきた
迷「下落ちゃんとセンさんは早いね。」
セン「お疲れ様です。ドン、若君殿」
センがおじさんのことをドンと呼び、若君と呼ばれて引きずられながらの登場した子は、キガ(アタシはキーくんって呼んでるよ)。水色のツインテールで黒いチャイナ服を着て傘を持っている。この子は種族的には人魚で趣味が自殺。この中では1番武器の扱いが得意でこの子もお偉いさんとして捻れた世界に呼ばれてた。今では若君と呼ばれている
キガ「無理やり引きずるのやめて、僕なんて古雑巾と同じ価値なのは知ってるけど。下落、おじさんとめてくれない?」
下落「おじさん、黒いチャイナ服でも土付いたら目立つよ!」
迷「ん〜?でもキガくんは高層ビルから飛び降り自殺しようとしてたよ?無駄な始末書書くのは時間の無駄だから止めてあげたのに…おじさん悲しい。」
下落「…キーくん?それはダメでしょうよ。少なくとも会議前にそれしたらそりゃおじさんにバレると思う!」
キガ「あ、そっか。」
迷「コラー!!下落ちゃんはアドバイスしない!キガくんは納得しない!」
セン「はいはい、3人とも落ち着いてください。そういう時はお茶しましょうね。」
こんなんだからお母さんだなんて言われるんだよ、いっちゃん。そんな言葉を飲み込みつつ、おじさんからの軽い説教を右へ左へ躱していると本題に入った
迷「おじさんはこの後ちょっとした長期任務があるから捻れた世界は下落ちゃんだけでお留守番しててね」
下落「えぇ〜…いっちゃんとキーくんは?」
セン「申し訳ございません、まだ大仕事が片付けられていませんので」
キガ「終わらせても終わらせてもすぐ仕事来るしめんどくさいから大元叩き壊す準備してるとこ…いや、どうせ僕なんてなんも出来なくて失敗するから期待しないで……」
迷「そういうこと!だからね、下落ちゃんガンバって! 」
下落「はぁい…じゃあ精神安定旅行は延期するの?」
セン「そうなりますね、楽しみにしていたのであればすいません。お嬢」
迷「下落ちゃんの万が一のこともあろうかと色々学校には仕掛けてからお仕事行くね」
そんなぁ…これじゃあブロット解消難しくない??だなんて思いつつ近況報告も終えて解散した。アタシもこれから忙しくなりそう…あ、ヤバっ…犬先生について聞くの忘れちゃったけど、まだお互いに知らないだろうからアタシから教えとくのはやめとこ!さて!アタシは下落!!元気いっぱいの下落だよ!!辛いこと悲しいことなんてなーんにもない純粋無垢な子供!明日もお仕事頑張るぞ〜!!