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と言うことで!!
【記憶】
の続きを書いていきたいと思います!!
実に半年ぶり……ほんっとすみません
言い訳をさせてもらうと,リアルが滅茶苦茶忙しくて……てへ
て事で注意書きどうぞ~
⚠️attention⚠️
ご本人様とは一切関係ありません。
ガチ初心者
意外と長め
基本的にラダ視点
語彙力皆無
キャラの言葉使い迷子
BL無し
それでも良いと言う方のみ
ストーリーを 進めてどうぞ!!
会話&
独り言▶︎「」
心の中▶︎『』
無線▶︎“”
電話▶︎<>
環境音等 ▶︎【】
ナレーション▶︎何も無し
キャラ名略してます
例 青井らだお▶︎ラダオ
ラダオが認識していない,又は名前を知らない相手のキャラ名は??にしております。予めご了承ください。
BOSSから,この街の説明や,MOZUでのすべき事,他構成員達の説明,…まぁ,なんか…色々教えて貰った。
ヴァン「…記憶が無くなったとしても,貴方は形式上MOZUの構成員。」
ヴァン「勿論この儘構成員として居続けてくれますよね?」
今の俺には,言うまでもなく,「YES」一つの選択しかない様な物。
其の事を踏まえた状況で選択肢を与えた言葉だと言うのに,其の声はまるで,不安や願望が詰まった様な言葉とも思えた。
其の様な気が詰められたと感じられた理由を,何となく探してみようとする。
…が,またもや頭にズキっとした痛みが走った為…これも考えない様にした。
ラダオ「当然,,です。俺は…MOZUの構成員で有り続けようと思い…ます。」
ラダオ「これからも宜しく,,お願いしま,す。」
無論,断る理由は考えても見つからぬ程簡単な問の為,俺は,少し考える素振りは見せたものの,ほぼ瞬時にYESと答えた。
直後,安心したかの様に,先程からBOSSより出ていたオーラ?圧…?が,少し和らいだ様な感覚がした。
…BOSSの事を,BOSSと認識すると,時々変な感じがする事がある……。
『…本当にこの選択で良かったのだろうkッ…
……嫌,,今は,,,この選択が合っていると,,BOSSと同じ場所で過ごす事の正解を,信じて居よう…。』
…一瞬,考えが揺らいだものの,,,今暫くはその考えを捨てることにした。
ラダオ「記憶が無くなって仕舞いましたが…これからも,,MOZUとして,,,宜しくお願いします。」
そして,BOSSが構成員達を一通り集め,俺が記憶をなくした事と,MOZUの構成員で有り続けるという二つの事項を告げたら,構成員皆揃って驚いたように目を見開き,顔をゆがめた後,淡い笑顔を浮かべた。
…何となく其の理由は聞いちゃダメな気がして,その場は後にした。
月日が経ち,俺は他構成員達に,銃撃戦での立ち回り,警察ヘリ・パトカーの急所,撒き方等の説明を,一から徹底的に叩き込まれ,最低限のことは出来る程には仕上がった。
そして,今日は今の記憶の中では初の銀行強盗の日だった。
カージャック等に必要な物,ライフル,ピストルなどを持ち,万全な状態で外に出る。
やっと他の人と同じ土俵に立てると言う嬉しさと,妙に引っ掛かる心を抱きながら,初の銀行強盗と言う事で同行して来るBOSSと,盗難車で銀行へと向かった。
・
・
・
?「だれダー?」
ラダオ「…!」
バッグに金を積んでいる際に,妙に聞き馴染みのある様な声が聞こえる。
正直言って結構ビビった。
…どうやら其の声の持ち主は警察らしい。
声と同時に,俺の居る…金庫の有る方へと向かって来ていた。
ラダオ「おれだーー!」
警察とギャングという立場からして,初対面か大して仲良くない人と認識され,一人称で名乗った所で誰かも分からないだろうと判断した為,遊び半分で返答してみた。
?「…ラ,だォ……?」
ラダオ「…んぇ?」
もう直ぐ後ろまで迫って来た警察が,有り得ないと言わんばかりのか細い声で俺の名前を呟いた。
真逆名前を覚えられているとは思わなかった為,そんな間抜けな声を出して仕舞う。
『無いと思っていたが…記憶が無くなる前,この警察と俺が知り合っていたのか…?』
憶測だけで判断して仕舞うのもどうかと思い,問うてみることにした。
ラダオ「ぁの,,一応初対面…ですよね……?」
ラダオ「間違えてたら申し訳,,ないんですけど……。」
?「ェ…?」
?「オれだょ…?猫マンゴーだヨ…??」
マンゴー「本当ニ…覚えてナい……??」
今にも泣きそうな顔をする,,猫マンゴーと名乗る警察を見て居ると,何故か段々と此方まで悲しくなり,同時に激しい頭痛が襲ってくる。
その激しい頭痛を無視し,数秒の間見つめ合う。
自身の体がギリギリを責めていた事を暗示するように,先程からの過度な頭の痛みを体が受け止めきれず…段々と俺の意識が薄れて行った……
?「__ らダ _ サ _ ! ___」
?「_*ら*_*お~*___」
?「_*ア_セ~ン*_」
?「__*だ*_*ゃん*__*ぱい!*_」
?「思い出して!!」
ラダオ「…はッ……」
ラダオ「此処はッ……ベッ…ド……ッ?」
見た事のない部屋に居る事に戸惑いながら思考を巡らせて居ると,突然ドアが開いた。
ヴァン「,,おや…らだおさん。起きていたんで すね」
反射的に声のした方向を見る。
そこには……。
…そこには,“ヴァンさん”が居た。
数秒,,ほんの二三秒だけ見つめ合った。
先に口を開け,喋り出したのはヴァンさんだった。
ヴァン「らだおさん,どうですか?体調は。」
ラダオ「いやぁ……やってくれましたね。ヴァンさん。」
ヴァン「…!」
ヴァン「そうですか…記憶が戻ったんですね…。」
ラダオ「お陰様で何時もの生活がどれだけ良いかを思い知れましたよ。」
煽り口調で言葉を並べた。
俺は有り得ない行動に出たヴァンさんにも,薬を盛られていたとはいえ仲間を裏切る様な行動に出てしまった自分自身にも深く腹を立てていた。
だからこそ,言葉の節々から相手を威嚇する文で俺は話していた。
ヴァン「虐めてくれますねぇ。」
ヴァン「どうですか?本当にMOZUの構成員になるって言うのは。」
ラダオ「論外な提案は辞めてくださいよぉ」
ラダオ「俺は仲間を裏切るようなことは絶対にしない。それはヴァンさんがよく知っていますよね?」
そう,俺が断言した後の数秒,この部屋は沈黙に包まれた。
俺がまた口を開こうとした,次の瞬間。
この部屋ではない何処かの部屋で爆発音が鳴り響いた。
そして,音が鳴りやんで間もなく銃声と悲鳴が此方迄聴こえてくる。
その音に驚きながらも,俺は期待するのを辞められなかった。
仲間が…皆が来てくれたのだと。
?「…~っちだ!」
ヴァン「…不味いですね…。」
ラダオ「…ふw」
仲間の声が聴こえた。
俺は安堵しながら,諦めた様な顔をするヴァンさんを見つめ,笑った。
安心するしかないだろう。
だって今俺が居るこの部屋の中は,もう知っている人達で一杯なのだから。
ヴァン「これはもう無理ですね。投降します」
そう言って,ヴァンさんはあっさりと手を挙げ,手錠をかけられる。
そして俺は,皆の方へと向き直った。
皆「らだお!/らだおさん!/アオセン!/らだちゃん先輩!」
ラダオ「…ただいま!!」
皆「おかえり!!/なさい!!」
もう二度と忘れない。
仲間も,皆も,この街も。
「さぁ~ッて!出勤しますかぁ!」
“らだお,出勤しまーす!!”