テラーノベル
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るぅと「はぁ、」
【つい、強く言い返してしまった…】
【でも、あんまり優しくされると、歩み寄られると、この世に情を残してしまいそうで怖い。】
【僕はもう、死ぬのだから。】
【あまり悲しまずに、周りも悲しませずに静かに死にたい。】
莉犬「るぅとくん!!はぁはぁ、」
「さっきは、ごめんね。」
「るぅとくんの気持ちも知らずに…」
るぅと「……」
莉犬「そのままでいいから、俺の昔話を聞いてくれないかな?」
るぅと「…コクッ」
莉犬「良かった。」
「俺はね、生まれつき身体が弱かったんだ。」
「周りにずっと、ずっと迷惑かけてた。」
「中学校に入る直前にね、急に息苦しくなって倒れた時があったの。」
「その時にお医者さんから、言われたの。」
「生きられてあと、半年だって。」
るぅと「え!?」
莉犬「今のるぅとくんみたいに絶望した。」
「生きるのを諦めてたな〜(笑)」
「でもね、その時に」
「今日、俺と一緒に転校してきたあの4人と出会った。」
「そして、俺に、」
「生きる希望をくれたんだ。」
「だから俺は、生きようと思った。」
「生きるためにたくさんの努力をした。」
「そしたらさ、」
「なんだかんだ、先延ばししてきた余命宣告がなくなって今ではこうして」
「普通の男子高校生として生きられるようになった。」
「るぅとくんは、どう?」
「この先、生きたいと思う?」
るぅと【今までずっと否定してきた僕の本当の気持ち。伝えてもいいのかな?】
「僕?僕は、」
「本当は、生きたい!!」
【あ、れ?勝手に涙が溢れてくる、、】
「普通の男子高校生として、生きたい…」
【勝手に涙がこぼれてくる】
【やっと言えた、僕の隠してきた気持ちが。】
莉犬「そっか!!」
「じゃあ俺達、友達になろう!!」
「一緒に普通の男子高校生として生きよう。」
るぅと「いいんです、か?」
莉犬「もちろん!!」
るぅと「じゃあ、よろしくお願いします!」
「莉犬くん!!」
莉犬「莉犬くんじゃなくて、呼び捨てで呼んで?」
るぅと「莉犬…//」
莉犬「うん!!よろしくね、るぅちゃん!!」
るぅと「はい!!」
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