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番外編「古流斬の弱点」
地獄・執務室。
傲慢は静かに口を開いた。
「古流斬と戦ったからこそ分かることがある。」
閻魔は興味深そうに聞く。
「弱点か?」
「ああ。」
「古流斬にも苦手なことはある。」
鬼たちも耳を傾けた。
「それは何です?」
傲慢は即答した。
「共闘だ。」
その一言に鬼たちは驚く。
「共闘……ですか?」
傲慢は頷く。
「あいつは一人で強くなりすぎた。」
「一人で戦うことが当たり前。」
「一人で状況を変えられる。」
「だから、他人と息を合わせるのは得意じゃない。」
閻魔は納得したように頷く。
「なるほど。」
「強すぎるが故の弱点か。」
傲慢は続ける。
「もちろん、合わせようと思えばできる。」
「だが、古流斬の次の行動を読むのは難しい。」
「本人の考えが読めん。」
「普通なら共闘は成立しない。」
鬼が尋ねる。
「では、ケイトさんは?」
傲慢は少し笑った。
「あいつは違う。」
「古流斬の考え全ては分からなくても。」
「ある程度は読める。」
「長い時間、一緒に戦ってきた絆がある。」
「だから合わせられる。」
閻魔は微笑む。
「信頼というやつじゃな。」
傲慢は静かに頷く。
「ああ。」
「そして私が思うに。」
「古流斬と本当の意味で共闘できる者は、ほんのわずかだ。」
鬼たちは息をのむ。
傲慢は指を折りながら名前を挙げた。
「ユーマ。」
「ケイト。」
「ラント。」
少し間を置いて、自分を指差す。
「そして……私。」
閻魔は笑う。
「敵だったお主まで入るとはの。」
傲慢も苦笑した。
「皮肉な話だ。」
「一番命を懸けて戦った相手だからこそ、あいつの動きが読める。」
「今では共闘もできる。」
鬼は感心したように呟く。
「敵だったからこその理解ですか。」
傲慢は静かに答える。
「ああ。」
「強者同士だからこそ分かるものもある。」
「古流斬は一人で戦えば最強だ。」
「だが、本当に信頼した相手と並んだ時。」
「その強さは、さらに一段階上へ行く。」
その言葉に、閻魔は静かに頷いた。
「だからこそ。」
「古流斬には仲間がおるんじゃな。」
コメント
1件
「共闘が弱点」って、めっちゃ深い…!一人で強くなりすぎたからこそ、他人と息を合わせるのが苦手って、まさに古流斬らしい矛盾だよね😭💕 傲慢が「敵だったからこそ動きが読める」って言うのも、めっちゃエモい…!!ユーマ・ケイト・ラントに続いて自分を指差す傲慢、好きすぎる🥺✨ 閻魔の「だからこそ仲間がおるんじゃな」で締めるのも、沁みた〜!続きも楽しみにしてるよ⋆♡
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#バイオハザード
#衝撃のラスト
山根利広
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しらなみ
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