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わぁーん感動の告白✨😭 桜ちゃんを失うのが怖かったのね😭 大丈夫よジンさん!桜ちゃんはずっとジンさんだけを愛して側にいるよ! もう偽装じゃなくて、本物の夫婦よ✨️
あ~〜😭ジンさん素敵だ✨️ よくぞ思いのたけを全部ぶつけてくれました🤩👍 アッパもきっと胸を撫で下ろしてるよ😌 大丈夫!!桜ちゃんのあなたへの愛も負けてないよ💓 どこにも行かない!! 社員のみなさんご列席ありがとうございます😊 ふたりの愛の証人ですからね😁👍 浜や〜ん🥸どうでしょう?

私は死にましぇん!
「何?何ごと?」
「シッ!ちょっと!今良い所なんだから!」
後ろの方で女子社員が騒ぐのを奈々が静止した、エレベーターはひっきりなしに開き、どんどん社員がこのフロアに集まって来た
「・・・最初は・・・手を繋ぐことから始めようと思ってた・・・」
ポツリとジンが床を見つめて行った
「僕の好きな甘味処に連れて行って・・・白玉が絶品なんだ・・・そして君の話を沢山聞くんだと・・・」
「ジンさん・・・」
桜がポツリとつぶやいた
「逢引きには・・・観劇や美術館巡りもどうだろうか・・・君はどんなことが気に入るだろうか、お揃いの限定スニーカーも楽しそうだと・・・」
ひぇー!
「めっちゃ好きじゃん!!」
「いろいろ考えてたんだね~」
奈々と受付嬢達がホゥッとため息をつく
「ゆっくりと日を重ね・・・君が許してくれるなら抱き締めて、生涯を共に誓い、君のすべてをもらい受けて・・・」
そうポツリ、ポツリとジンがこぼす言葉は、まるで宝石の様で・・・桜はじっとその場に佇み、彼の言葉を一言も聞き逃したくないと思った
「淡路島の青空の下、君の隣で呼吸をするだけでっっ!僕がどれだけ幸せだったか!君にはわかるかっっ!」
「分かるわけないじゃない!口に出してないんでしょ?」
「完璧うちに秘めるタイプね!」
「こりゃ山田主任大変だわ~」
「なんだ?なんだ?」
「告白タイム??」
「とりあえず撮っとけ!」
「撮れ!撮れ!」
周りが騒がしく口々に囁く、ここにいるほぼ全員が桜とジンにスマホを掲げている、周りが見えていないジンは、まっすぐ桜を見つめて言う
「もし僕が・・・君への愛を説明しないといけないのなら・・・君の愛は・・・雨の様に僕の心に降り注がれて・・・昔聞いたことがある歌の様に懐かしい・・・」
またジンが囁くようにまっすぐ桜を見つめて言った、もう誰に聞かれようと関係ないという感じだ、ジンは今まで秘めていた桜への気持ちを力いっぱい叫んだ
「君への愛は!!まるで帰りが青信号だけの道のようにスッキリしてっ!何も予定のない日曜日の様に安らいで!!僕達が一緒にいる時、世界はゆっくり動き!君の傍にいると僕は永遠に少年のままで若くいられる気がするんだっっ!」
このフロアにいる全員がハッと息をのんだ、それだけジンの愛の告白はインパクトがあった、
まさか彼の口からこんな愛の言葉を貰うなんて思ってもみなかった!最後に結婚式で桜を見ないで去って行った彼とは・・・あの口調とはなんという違いだろう、桜の目から涙がこぼれた
「まるで現実ではないような錯覚を見ているみたいだ!なぜなら君は僕の夢に見る理想の女性そのものだからだ!!」
キャーッ!
「素敵!情熱的だわ!」
「さすが、韓国人!」
「もっと言って!」
わーん
「泣ける~~!」
「でも僕は怖いんだっ!今の僕には君は眩しすぎる!こんなにも愛している人をもう二度と失いたくないんだっっ!」
それは何を言ってるか桜には痛いほどわかっていた、そしてその後ろにいる松吉にもジンの悲しみは伝わった、やっぱり彼はまだ家族を失った痛みから立ち直っていない
痛ましさに胸をいっぱいにしながら、一行は彼のこわばった顔をじっと見つめた
「次にもし・・・愛している人を失ってしまうと思うと・・・僕はどうにかなりそうなんだ・・・」
ポロリとジンの頬を一粒の涙が流れた、彼の胸の奥で何かがプツンと切れ、辛い思いがドッとあふれ出た
求めなければ
欲しがらなければ・・・
あの温かい瞬間を・・・
―正しい事をしろ!ジン―
.:・.。. .。.:・
(父さん)・・・・
―息子よ、ご飯を食べなさい―
.:・.。. .。.:・
母さん・・・
クスクス・・・
―ガリ勉兄さん♪―
.:・.。. .。.:・
ヨンジュン・・・
家族に先立たれ、この世にたった一人取り残されたあの日から・・・自分は何ひとつ進めていない・・・
もしこの目の前のとても可愛らしくて、逞しくて、世にも貴重な女性を手に入れたとしても・・また失ったら今度こそ自分は立ち直れない
その時桜が突然叫んだ