最終章「ガラスの靴の選び方」その3
――流星祭、一日目終了のアナウンスが鳴り響いて、しばらくして。
「――はー! とりあえず一日目終了!」
「明日も頑張っていくぞー!」
姫乃と古賀龍之介(こがりゅうのすけ)の声が、今日の営業終了の合図となり――チーム「後追い屋敷」のメンバーは、脱力した空気で満ちていた。
「今日はお疲れさまだったねー、姫乃」
「オバケ役、すっごい迫力あったってお客さん多かったよ」
「ほんと!? ありがとー! 嬉しいなぁ」
天城と修介が労うと、綾乃はニコニコする。
現在、チームメンバー全員が集まっているわけではなく、今日最後のシフトメンバーと、明日最初の店番やオバケ役の面々だけである。
引継ぎが主な目的だが、本日の感想を言い合う。
「んじゃ、オレは最終確認すっから、他は解散でいいぞ」
最低限の引継ぎが終わったタイミングで、チームリーダーである古**********
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