「誰の許可を得て、その女性に声かけてんの?」
その声の主は、吉岡くんだった。
まさか吉岡くんが現れるとは思わず、私は固まった。
「はぁ? うぜぇのが来たな……。俺が誰に声かけようがお前に関係ねぇだろうが! 通りすがりのくせに、ヒーローぶってんじゃねぇよ!」
「……通りすがりじゃないんだけど。……ね?」
そう言って、吉岡くんは私に向かってニコッと笑った。
(確かに通りすがりの知らない人では……ないね)
すると、その男性は吉岡くんと私を交互に見て、舌打ちをした。
「男がいるならいるって言えよ!」
「……っ」
文句を言うだけ言って、その男性は吉岡くんを睨みつけて去って行った。
(不倫してるク**************************
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