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木兎⤿「 」
赤葦⤿『』
モブ⤿無
黒尾⤿【】
孤爪⤿[]
ガヤガヤとした廊下。
今、隣に赤葦は居ない。少し離れたところにいるらしいが
「……、おはよう」
お、木兎。おはー
「っ、……うん」
今日も朝練?
「、うん」
へぇー。早朝からそれで疲れないー?
「俺、は大丈夫…」
そっか〜
「、…ごめん。ちょっと御手洗…先生言っといて、欲しい」
了解
うるさい。うるさいうるさいうるさい。辛い怖い嫌だ、見ないで。声をかけないで笑わないで
「ぁか、ッし」
『木兎さん、大丈夫です。俺はここに居ます。ですから少し移動しましょう』
「トぃ…っ」
『わかりました』
トイレ
「う″……げほっ、おぇ、ゔ、ッ」
『落ち着いて。出したいもの全部出しましょう』
「、(頷」
数分後
『もう大丈夫ですか?』
「ぅん、……ごめん、」
『謝らなくて大丈夫です。それより、保健室行きますか?』
「そう、する………」
『わかりました』
いつもこんな感じだ。赤葦にすがって、泣いて、保健室行っても先生が怖くて、もうこんな自分が嫌だ
なのに、赤葦は、会った時からずっと支えてくれて、本当に感謝している。
本当は、赤葦にも友達がいて、家族がいて、俺は本来、入ったらいけないのに、赤葦は、赤葦の家族は俺の事を快く受け入れてくれて、ホントに、助かってる。
保健室
…赤葦さんもいつも通りここにいますか?
『はい。』
わかりました。では、先生方には此方から伝えておきますね
『ありがとうございます。』
「……、(袖掴」
『、…木兎さん』
「ぁッ……ごめ、…あの、」
『怖かったですね。今日は喋れましたか?(頭撫』
「!、…ぅん、少し、だけど喋れた。
」
『良かったですね。』
「うん、……けど、こわい、」
『大丈夫ですよ。俺や孤爪、黒尾さんと話せるようになったように、他の人ともその内話せるようになります』
「そう、かな……」
『はい』
「そう、だといいな、」
『きっと大丈夫です。』
「ん、そっか……」
赤葦の傍は、凄く落ち着く。さっきみたいに俺が不安な時に頭撫でたりして甘やかしてくれるし、……
年下にそうされるのはちょっと恥ずかしいけど、誰も見てないから、別に。
そういえば今日は、部活が急遽休みになったから、黒尾達と会うんだった、
……黒尾と孤爪、元気かな