テラーノベル
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案内された部屋に入ると、都心の夜景が見え、様々な色彩を放つ光は、まるで宝石が散りばめられているようだった。
『瑠衣ちゃん。緊張しないで、身体の力を抜いて』
拓人はそっと瑠衣の身体を抱きしめながら囁くと、首筋に唇を伝わせ、彼女の背中を撫で回した。
ワンピースのファスナーを下ろす音がして、拓人は丁寧に瑠衣が纏っている衣服と下着を脱がせていく。
一糸纏わぬ姿になった瑠衣を『すごく綺麗だよ』と言葉を掛け、膝下に腕を差し込み、『お姫様抱っこ』でベッドまで連れて行き、彼女を丁寧に横たわせた。
拓人がネクタイのノットに指を掛けて引っ張る姿に、瑠衣は、彼の姿にドキドキしているのを感じた。
全てを脱ぎ捨てた拓人の身体は、筋肉が適度に付いた美しい身体。
じっくりと時間を掛けて、瑠衣の身体中を指先と舌で愛撫していき、時折、拓人が『瑠衣ちゃん、可愛い』『瑠衣ちゃんは、ここが感じやすいんだな』と声を掛けてくれた。
脚を大きく開かされ、拓人の顔が秘部に埋め込まれて陰核を舐め転がした時、瑠衣は初めて襲い掛かる快楽に、思わず淫らな声を上げていた。
『ああぁっ……んんっ……っ……あんっ』
ホテルの部屋に漂う水音が、瑠衣の身体の中心から漏れ響いているのが分かると、彼女の顔は紅潮していき、下腹部がジワジワと疼いていくのを感じていた。
『瑠衣ちゃん……口元のホクロ、すごく色っぽいな。このまま…………もっと気持ち良くなろうか』
膨らんだ紅い蕾を口に含んで吸い上げながら、膣に指を入れて律動させると、瑠衣の身体に強烈な快感が迸っていく。
『ああぁっ……何か…………ヘンに……なりそうぅっ…………あんっ…………ああっ』
拓人は、瑠衣の秘部から顔を離し、彼女を見下ろして表情を伺う。
親指で花芯を撫でながら、中指と薬指を膣内に入れて適度な力加減で抽送させると、瑠衣は扇情的な表情で身体を捩らせ続けた。
『だめぇっ…………ヘンに……っ……なっちゃうぅっ……あんっ…………ああぁぁっ——』
身体を逸らして跳ね上がった瞬間、瑠衣にフワフワした所からプツリと何かが切れたような感覚が襲った。
グッタリとしながら息を弾ませている瑠衣を見て、絶頂を迎えたと気付いた拓人は、彼女の髪を撫でながら『瑠衣ちゃん、いい子』と言葉を零した。
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