やっほ〜皆!!
灯果だよ〜
今日は僕の昔話するよ〜
長ったらしい話だけどよかったら見ていってね
これは僕がマフィアとか諸々引退する2年前の話
丁度僕が右腕と左目の視力がなくなった頃かな
灯果「………あ、?」
目が覚めたら知らない天井
雰囲気的に…医務室か、?
灯果「……どこだ、?」
事務所の医務室でもない
奴等に捕まったか、?
灯果「……あ、れ…?」
右腕の感覚がない
いつもだったらもう治ってしている筈だ
…左目も見えない
何故だ、?
???「おや、目を覚ましたかい」
部屋に茶髪で高身長の美青年が入ってきた
灯果「……誰だお前」
太宰「私は太宰。太宰治だ」
太宰治はそう名乗った
灯果「……黒崎だ、あんたが俺をここに、?」
俺は彼に問いかける
太宰「いいや、私ではないよ」
???「あ、目が覚めたんですね!!よかったです…!!」
彼の後ろにいた白髪の少年に話しかけられた
中島「僕は中島敦です!!」
太宰「彼が君を見つけたのだよ」
中島敦が見つけてくれたらしい
灯果「黒崎だ……ありがとう」
中島「いえいえ…僕は見つけただけなので…」
見つけただけ、?
では俺をここまで運んで来た人間は…?
太宰「君をここまで運んで来たのはこいつだよ」
太宰治が携帯を目の前に出す
オレンジ髪の小柄な美青年がそこに写っていた
恐らく彼と同じ年だろう
太宰「こいつは中原中也という者だ」
灯果「……ありがとう、顔は覚えたから仕舞ってもらって構わない」
太宰「分かった。」
そう言い彼が携帯を仕舞う
太宰「じゃ敦くん、緋音さんに何があったのか説明し給え」
中島「分かりました、」
何があったのやら…
中島「まず、黒崎さんが発見されたのはある路地裏です」
灯果「路地裏?!」
中島「どっどうしました?!」
灯果「あ、いや…大丈夫だ、取り乱してすまない」
中島「いっいえ…」
あり得ない…路地裏だと?!
俺は建物の中で戦闘して建物内で意識を失った筈なのに…