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はぐ
架空の遊園地なので適当にアトラクションの名前やキャラの名前を考えています。まだまだにわかなのでキャラ崩壊がございます場合がありますがご了承下さい。
ーskng sideー
srf「ついに着いたぞ〜。」
skng「来るだけでも疲れますね…」
セラ夫のコーディネートをし、ぎゅうぎゅうの電車を抜け、人混みを掻き分けやっとのことで遊園地に辿り着いた。
srf「凪ちゃん、早く行こ?」
skng「ちょ、休ませて…」
srf「え〜?じゃ、勝手に連れてっちゃうもんね」
skng「え?(腕を掴まれる)」
srf「れっつらご〜」
skng「ちょ…!待って!早いですって!」
強引に腕を引かれながら入園手続きを済ませ、ついに遊園地の内部に入った。数々のアトラクションやキャラクターグリーティング、その一つ一つがとても楽しそうに見えた。
skng「おお〜、これはなかなか…。」
srf「すご〜。」
思わず言葉を失ってしまったが、我に帰る。こうしてはいられない。動かなくては。
skng「まずどこ行きます?」
srf「こことかいいんじゃない?ここから近いし混み具合的にも大丈夫そう。」
srfがスマホを取り出しアプリを開く。そこには待ち時間の表記やレストラン情報などが詳しく載っていた。
skng「そんなアプリあったんですね。わたしも入れようかな。」
srf「結構便利だよ。これ。イベント情報とか、チケット管理も出来るし。」
そんな他愛もない会話をしながらをしながら着いたのはこの遊園地3大ジェットコースターの一つ。サンダーライブである。このサンダーライブはライブという名前もあり、音楽と合わせて進んでいくアトラクションだ。音ハメや最新のプロジェクションマッピングも搭載されていて、ハイテクな技術が使われているらしい。
skng「おぉ〜。これが…。凄い建物が大きいですね。」
srf「ね〜。めっちゃ派手な音楽も流れてるし楽しそう。」
skng「じゃ、並びますか。」
srf「おっけ〜。」
どんどんと中へと進んでいく。内装は豪華で、待ち時間も楽しませる仕様だ。凄い…が。何故だろう。先程から少し気まずいぞ。何もないはずなのに。喧嘩もしてないし、なにか気を悪くする行為もしてないはずだ。どうする。何か話さないと。この空気を断ち切る一筋の希望は無いのか。考えろ…考えろ……。
skng「す、凄い長い列ですね…。」
srf「そうだね〜…。」
skng,srf「…」
まずい、不発に終わった。この空気感が作られ始めたのはおそらく入園するあたりからだ。そのあたりでなにが…。……あっ。もしかして電車で密着したのがイヤだったとか…?それだったら結構キツいですね…。どうしよ。何をどうすれば切り抜けられるのか。
…よし、方法はもう素直に聞くしかないな。えーいままよ。聞いてしまえ。
skng「…何かありましたか?」
srf「なんもないよ?」
skng「嘘、ついてますよね?」
srf「……よく分かるね」
当たり前だ。長い付き合いですから。
skng「何かあったなら聞かせてください。力になりますから。」
srf「…今は言えない。」
skng「…そうですか。」
踏み入ってはいけない領域だと直感で察した。重たい何かがあるのだ。これ以上踏み入るのは関係を壊しかねない。だけど、せっかくの遊園地だ。楽しみたい。少しでも忘れられるように接しよう。
skng「せっかく遊園地に来たんですから、このアトラクション乗った後カチューシャ買います?」
srf「いいよ。買おう。」
そうこうしているうちに私たちの順番が回ってくる。サンダーライブ自体はとても楽しかった。でも、直前に起きた出来事のせいで意識がそっちに向いてしまった。
skng「楽しかったですね。カチューシャ買ったら次は何します?」
srf「ご飯食べるのもいいんじゃない。」
skng「じゃあそうしましょう。行きますよ。」
彼が何を抱えているのかは分からない。でも彼には少しでも気楽になって欲しい。どんな過酷な人生なのかは分からない。でも、もっと楽しんで欲しい。わたしに出来ることは全部やろう。そう心に決めた。
skng「ほら、あそこにタズミンもいますよ、会いに行きましょ。」
srf「…分かった、今行くよ。」
心なしか、笑ったように見えた。
-srf side-
srf「ついに着いたぞ〜。」
skng「来るだけでも疲れますね…」
道中で既に色々あったが、ここからが本番だ。
srf「凪ちゃん、早く行こ?」
skng「ちょ、休ませて…」
srf「え〜?じゃ、勝手に連れてっちゃうもんね」
skng「え?(腕を掴まれる)」
srf「れっつらご〜」
skng「ちょ…!待って!早いですって!」
強引に腕を引き、入園手続きを済ませ、ついに遊園地の内部に入った。数々のアトラクションやキャラクターグリーティング、その一つ一つがキラキラ輝いて見えた。今までで一番良いくらいの高揚感だ。
そこに水を差すように一本のメールが届く。暗殺依頼だ。しばらくぶりに来たメールだった。それを見て、思わず言葉を失う。
暗殺対象が、この遊園地の中にいる。
初めての遊園地。凪ちゃんと二人。二度とないチャンスだった。それを暗殺依頼で潰されるなんて。それだけでテンションがダダ下がりだ。
skng「おお〜、これはなかなか…。」
srf「すご〜。」
パパッと依頼を完了したいが、凪ちゃんの目の前で暗殺するわけにはいかない。夢の国が台無しだし、ショックを受けるかもしれない。
skng「まずどこ行きます?」
srf「こことかいいんじゃない?ここから近いし混み具合的にも大丈夫そう。」
俺はスマホを取り出しアプリを開く。そこには待ち時間の表記やレストラン情報などが詳しく載っているため便利だ。同時に、ターゲットの情報も確認する。
skng「そんなアプリあったんですね。わたしも入れようかな。」
srf「結構便利だよ。これ。」
skng「おぉ〜。これが本物のサンダーライブか。凄い建物がでかい。」
srf「ね〜。めっちゃ派手な音楽も流れてるし楽しそう。」
skng「じゃ、並びますか。」
srf「おっけ〜。」
暗殺は嫌いなのだ。返り血が付くし、死体処理もめんどくさいし。それに、昔と比べて人を殺すことへの躊躇いも生まれてきている。本当は断りたかった。でも最後の一文のせいで受けざるを得なくなってしまった。
–依頼を断った場合、隣の男の命はないと思え。
依頼主がどのような人物かも分からない。軽い気持ちで手出ししてしまえば終わりかもしれない。重たい気持ちを引きずりながら列を進む。そんな時、凪ちゃんが話しかけてくる。
skng「す、凄い長い列ですね…。」
srf「そうだね〜…。」
気を遣われた。空気をどんよりさせてしまったのか。から元気を出したいが、気分が沈みに沈んでいるために上手く返事を返せなかった。凪ちゃんの気分悪くさせちゃったかな…。
skng,srf「…」
skng「…何かありましたか?」
srf「なんもないよ?」
skng「嘘、ついてますよね?」
srf「……よく分かるね」
それゃあ分かるか。分かりやすく気分沈んでるもんな、俺。
skng「何かあったなら聞かせてください。力になりますから。」
srf「…今は言えない。」
skng「…そうですか。」
ごめんね、凪ちゃん。巻き込みたくないんだ。
skng「せっかく遊園地に来たんですから、このアトラクション乗った後カチューシャ買います?」
srf「いいよ。買おう。」
サンダーライブ自体はとても良かった。右往左往するし、音楽との一体感がとても気持ちよかった。でもやっぱり、凪ちゃんを気にかけてしまう。いつか絶対、謝りたいな。
skng「楽しかったですね。カチューシャ買ったら次は何します?」
srf「ご飯食べるのもいいんじゃない。」
skng「じゃあそうしましょう。行きますよ。」
きっと凪ちゃんは気づいてるんだ。俺がどんなものを抱えてるのか。凪ちゃんは優しいから、分かってるんだ。少しでも気楽に楽しくいてほしいから、そう思ってるから。これは全部俺の憶測だ。でも、なんだか確信に似たような感覚を感じた。凪ちゃんだけは、信じたい。暗殺依頼も、きっとどうにか出来る。今はただ、凪ちゃんについていこう。そう思った。
skng「ほら、あそこにタズミンもいますよ、会いに行きましょ。」
srf「…分かった、今行くよ。」
心なしか、笑えたように感じた。