TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ザァアアアアアアアア……。

博麗霊夢「今日は嫌な天気ね。一日中雨なのかしら。」

零音「……。」

博麗霊夢「零音?大丈夫??顔色すごく悪いわよ?」

零音「あ…えっと…。」

霊夢さんがどうしたのか?と訝しげに俺の顔を覗く。俺は覚悟を決めて今思っていることを伝えた。

零音「その…俺の杞憂かもしれないんですけど…なんか嫌な予感がしていて…。」

博麗霊夢「嫌な予感…ね。」

俺がそう言うと霊夢さんが少し考え込んだ後俺にこう伝えた。

博麗霊夢「奇遇ね。私も同じ事を考えていたわ。貴方達2人が幻想郷に来て直に4日経つというのになんのアクシデントも起こらない。」

零音「…そこなんですよね。普通ならあの人たちの性格ならすぐにでも取り返しに来ると思うんですよね…」

博麗霊夢「そうね…。まあ何も起こらないのが良しとするんだけど。なんか引っかかるわよね。」

零音「はい。なんかすごく嫌な予感がするんですよね…。俺らの知らないところで既に゛何かが始まっている ゛ 気がして…。」

ガタン…。

博麗霊夢「!」

零音「お前…起きたのか?!良かった!」

零「お兄ちゃん…おはよ…。」

博麗霊夢「もう起きてきても大丈夫なの?貴方ずっと眠っていたのよ?いきなり歩いても大丈夫なの?」

零「大丈夫だと思います。それより今の話ですけど…私も何か嫌な予感…胸の当たりがすごくザワザワしてて…。」

零音「零もか…。実は俺もなんだ。」

博麗霊夢「取り敢えず今は零はゆっくり休んでー」

ドォォォォン……。

博麗霊夢「?!?!?!」

零「な、何…今の音…。」

零音「今の音…森の方からしたような…!」

博麗霊夢「……!!!まさか……!!!」


チルノ「う……お前…何なんだ…。強すぎる…サイキョーのアタイですら敵わない…なんて…。」

???「ウルサイ…任務…遂行…スル為…お前ヲ…此処デ仕留メル…。」

チルノ「ぐっ……!!!ここまで…なのか…!!!」

???「次デ終ワリダ…。」

ドォォォォン……。

チルノ「う……うぅ……。」

大妖精「チルノちゃん…!!!そんな…っ…。」

???「モウ1人居タノカ。マアイイ。オ前ラハ弱スギル。俺ノ敵デハナイ。ソレヨリモ次ノ場所ヘ行カナクテハ…。」

バサッ…バサバサ…。

博麗霊夢「チルノ!!!大妖精!!!大丈夫?!何があったの?」

大妖精「れ…霊夢さぁああん…!!!それが…それがいきなり…いきなり翼の生えた変な人が来て…。いきなりチルノちゃんと戦闘し始めて…っ…。それで…それでチルノちゃんが…っ…。ぐす…。」

博麗霊夢「もう大丈夫よ。よく頑張ったわね…。チルノを連れて永琳の所に行ってくれるかしら?念の為永琳にも気をつけるように伝えておいてくれるかしら?」

大妖精「はいぃ…(泣)」



街の人達「きゃああああー?!」

街の人B「ば、化け物だ…!!!」

街の人C「く、来るな…!!!来ないでくれ…!!!」

???「弱い…弱いねぇ…wやっぱりここの人たちも弱いね。」

???「嗚呼,弱すぎて話にもならねぇ。さっさとやっちまおうぜ。」

???「それもそうだねw」

ドォォォォン……。

???「…。」

???「おい。そこの新入り。おまえもやれるんだよ!何ボーッとしてんだよ!あの方に言うぞ!」

???「あ…ウ…ゴメン…なさい…。」

???「まあまあ。兄さん。良いじゃないの。この子はまだ新入りなんだしさ?そうだ!君。 ゛博麗神社 ゛って分かる?」

???「分カリ…ません…。」

???「取り敢えずさ。君はそこに行ってよ。そこにさ。施設の ゛裏切り者 ゛が居るんだ。君はその゛裏切り者 ゛を始末してくれないかな?」

???「…分リ…ました……。」


ー魔法の森にてー

霧雨魔理沙「ぐっ…。な、何なんだぜ…こいつらは一体…何処から湧いてきやがったんだぜ…。」

ヒュン…ヒュン……。

霧雨魔理沙「うわ?!危ないんだぜ!!」

(コイツら…見境なく技を打ってきやがるから…取り入る隙がないんだぜ…!)

八雲ゆかり「こっちよ!魔理沙!早く!」

霧雨魔理沙「あ、ああ!」



八意永琳「…大体の検討は着いたわ。恐らく,ゆかりの予想通りこの子達を追いかけてきた追手で間違いないでしょうね。いいえ。追手と言うよりはこの子達とおなじ ゛仲間 ゛ だったもの。というのが妥当かしらね。」

零音「……。」

零「……。」

八意永琳「取り敢えずこれ以上の被害が出ないように霊夢。魔理沙。貴方達2人は里を重点的に見張っててくれるかしら?その間私と,ゆかりとで情報を集めて,貴方達に伝えるわ。」

博麗霊夢「ええ。ありがとう。」

霧雨魔理沙「おうよ。任せておけ!」

八意永琳「取り敢えず今は危ないだろうから私の家と霊夢の家とで2人を分けて保護しましょう。」

博麗霊夢「分かったわ。取り敢えず零音は今まで通り私の家で保護するわ。」

八意永琳「では妹の零は私たちで保護するわね。」

零「お願いします…永琳さん…」

八意永琳「遠慮しなくても大丈夫よ。貴方達はまだ子供なんだから。子供は子供らしく大人に甘えていいのよ。」

零「ありがとうございます…。」


???「へぇー?成程…wそうやって僕達を撹乱させようとしてるんだ?無駄なことなのにね?wこうしちゃいられないや。このことを早く ゛あの人 ゛ に伝えなくっちゃw」

東方二次創作小説【幻想郷入りした傷だらけの兄弟】前編

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

11

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚