ある日のこと
私はいつも通りYouTubeで動画を見ていた。
「おっ。懐かしいヤツ見つけた」
それは私がまだ高校生だった頃に見ていたチャンネル【ヒューマンバグ大学】だった。
「記憶だと天羽組VS天王寺組戦争終わったところまでだけど…今どのくらい進んでいるんだろう?」
私はザッとヒューマンバグ大学の動画のサムネやショート動画を見た。
「あ、我妻達死んだのか…奥さんとお幸せに。」
「はわわっ天王寺組たちの物語続くんだ!!頑張れ!戸狩!渋谷!」
「裏神…タンタン…香坂…イケメンだな??」
「京極組と獅子王組が合併!?くっ・・・読み返さないと!」
「鶴城の幼馴染だと…!?顔がいいな」
そして様々な動画を見た私が行動したことは……
「よし…救済小説書くぞ〜!!」
私の趣味は二次創作の小説を書くこと。
そして自分好みのルートを作ることだ。
「主人公は女の子で、所属は…愛天雄にしよう!」
「救済しやすいように身体能力は高めに。けど高すぎないように設定して…あ、あと方向音痴設定付けよう。」
「家族平和がいいなぁ…家族も強い設定にしないと主人公曇るな??」
そして色々考え抜いた末に設定を作り上げた。
愛天雄最強の山吹鬼
名前:王土 沙菜(おうど さな)
性別:女
身長:172cm
年齢:23歳→27歳
所属:正義の殴り屋を自称する自警団【愛天雄(メテオ)】のNo.3
異名:山吹の沙菜
趣味:ボランティア活動
特技:パルクール
好物:味噌焼きおにぎり
武器:棒(棒術を使う)
性格:基本的に明るく、人間味のある素直な性格をしている。他者に媚びず、裏表のない物言いをするため、初対面から距離感を間違えることも多い。特にストレスや緊張と無縁で、悟空のような天真爛漫さと、ツッコミ気質の常識人らしさが同居している。
ただし、女性らしからぬ下ネタ・品性欠ける言葉も普通に使う傾向がある。
争いそのものを好むタイプではないが、
守るべきもののための暴力には躊躇がない。
全力で殴るべき相手には躊躇なく棒を振る。
家族:4人家族。(全員家族大好き)
父・孝明は警察官で鼻が犬のように良い、犬のように犯人を追っている時に変質者と間違われて母に撃退されかけたことから出会った。
母・翼は元体操選手であり今はパルクールを教える職業に就いている。鳥に強い憧れがあり空を飛びたいと思っており自分以上にパルクールが上手い沙菜のことを鳥のようになりなさい!と喝を入れながら娘にパルクールを教えている。
兄・皇は剣技と言われている剣道やフェイシングなどの大会に出場する剣士。沙菜とは3歳差。厨二病だった名残なのか一人称は「我」になっている。物静かな天然。
人間関係:
幼馴染…羽柴和成、如月、美和
羽柴と如月は愛天雄のNO.1とNo.2で、美和は愛天雄のサポートをしてくれている。
警察官…父の交友関係とよく迷子になるところから警察官とは仲が良い。その為警察とは極道や暗殺者と違って信頼されている。よくお世話してくれていたのは元父の後輩だった篠原さんという交番勤務の男性。
特異体質:
・方向音痴
重度の方向音痴であり、目的地に一発でたどり着けたことがほとんどない。
しばしば道に迷い、裏路地や廃ビル、山中に迷い込む。
このため、各地に「秘密基地」を複数持ち、迷子時の休憩場所として利用している。
・不運体質
沙菜は戦闘時を除き、常時不運である。
じゃんけんに一度も勝てない、宝くじは最低賞すら当たらない、
ドアに指を挟む、食べ物を落とすなどの小さな不幸を日常的に経験する。
戦闘スタイル:
圧倒的回避能力で攻撃を無効化しつつ、隙を突いて棒で殴打する戦法を得意とする。正面突破よりも“攻撃の死角を取る”“軌道をずらす”などのテクニカルな戦法が多い。
相手が強者であるほど燃えるタイプだが、
瓜生龍臣や一条康明クラスの“怪物”は天敵で、当たれば即死レベルの攻撃を完全回避するのは不可能と自覚している。(身の程を理解出来る)
「うん、バレながら設定盛りすぎたかな?いやこうまでしないと生き残れないよね。」
「さて次は時系列を確認して、どこの場面にこのキャラを登場させるか決めないと」
私はGoogleを使って『ヒューマンバグ大学 時系列』と入力したが……
「(。=`ω´=)ぇ?ないんだが?」
おかしいと思いながら他のサイトや色々見てみたのだがヒューマンバグ大学の時系列まとめらしきものがなかった。
「くそ…こうなったらヒューマンバグ大学の動画全部見直して自分で時系列に並び替えるしかないな!!ヒューマンバグ大学って何年前に始まったんだ?」
ポチポチ
2019年4月19日
「(◜ᴗ◝ )……ま、まぁ天羽組シリーズ始まりからでもいいや!」
2021年7月18日
「( ˙-˙ )ガ、ガンバルゾーアシタカラ……」
そして私は寝た…
寝て起きたら王土沙菜になっていた私の話気になる??
「意味がわからないよ…()」