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遥「かっこよかったね、、あれ?夏帆??どした?」
「うん?、あっごめん!かっこよかったなーって思って、」
遥「えっ!モテてるのに全く自覚のない夏帆が!?」
「いやモテてないって笑よし!行こっか!」
そう言って私達は所属している部署のフロアへと向かった。
そもそもこの会社はかの有名なコンビニの本社で、私が所属しているのは企画開発部だ。
企画開発部は主に、コンビニのスイーツやおにぎりなどといった、いわゆるコンビニフードを企画して開発する部署。食べたり作ったりすることが好きな私にとっては最高な部なので、毎日会社に行くのが楽しい。
遥が所属している部署は広報部で、ちょうど同じ階なので、一緒に行く。この間付き合ったと聞いた彼氏さんの話を聞いていると、部署のあるフロアに着いた
たしか、付き合った時めっちゃニコニコしてたなーと思いながら遥と別れ、部屋のドアをカードキーで開けると、既に人がいた。
??「おはよ桜庭さん」
私に話し掛けてきたのは上司である宮舘さん
「おはようございます宮舘さん」
宮舘さんは頼れる先輩って感じがするけど、どこか気品というか、高貴というかそんな感じがして、周りからは貴族だったりとか国王と言われている。
宮舘「そういえばさ、あの企画のことなんだけど、」
「はい、それがなにかあったんですか?」
あの企画というのは人気ラーメンチェーン店とコンビニがコラボするという、私と宮舘さんが考えた企画だ。
宮舘「その事なんだけど、今日の午後に先方の会社に行く人のことなんだけど、社長も行くことになったから」
「えっ!!!社長がですか?」
思わずびっくりしてしまい宮舘さんに笑われてしまった。
宮舘「うん、社長が今日行きたいって言い出して、」
「そうなんですね、」
宮舘「だからよろしく」
宮舘さんは私の頭をポンポンと撫でて、自分のデスクへ向かった。