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もうどこもかしこも、蓮が触ってないとこないんじゃないかってくらい丁寧に抱かれてる。
蓮の好きにしてくれていいのに。
俺、お姫様じゃないぞ。
そんなこと考えてたら何かおかしくなってきて、小さく笑った。
「…何笑ってるの?」
「んーん、蓮が触ってくれて嬉しいなぁって…あっ、やぁ…そこ、も、だめ…っ」
俺の中に入ってる蓮の指が前立腺をダイレクトに刺激してきて。身体がびくびく跳ねるのを抑えられない。
蓮の手とか口とかで何度もイかされたばっかなのに、前がどんどん張り詰めてくる。
「気持ち良さそう…可愛い、佐久間くん」
「おま、さっきからそればっかり…ぁんっ、んっ また、イッちゃ…やぁっ」
「いいよ、イッて。俺の手で気持ち良くなって」
俺がとろとろになればなるほど、蓮は嬉しそうに笑う。
一種の独占欲? 支配欲? みたいなもんか??
俺が「も、だめ だめ…っ」って言ってるのに蓮の手は止まることはなくて、バラバラに動かされる指の一つが中を強く突いたと同時にあっという間に絶頂に押し上げられた。
「ひゃっ、あっ、ぁんっ っーー!!」
「…イく時の顔、すげえエロい…可愛い」
「も、なんかいもみたろぉ…」
「何回見ても飽きないんだよ。もっと見たい…好き、佐久間くん。好き」
これまで抑えてた反動なのか、蓮はずっとこんな調子。
こんなにたくさんの『好き』が蓮の中で行き場なく抑えられてたと思うと、キュンキュンして止まらない。
もっと欲しい。もっと『好き』って言って。
でも今、それ以上に欲しいのが…。
「ね、も…我慢できない…っ 早く蓮の欲しい…奥まで、いっぱい…っ」
蓮の首に腕を回して、ちゅっちゅっとキスをしながらねだる。
何回もイかされて中もたくさん解されて。すごくすごく気持ちいいけど、決定的に足りない。
蓮に顎を固定されて舌が入ってきた。お互いに絡ませて貪り合う。キスだけでイきそうなくらい身体が昂ぶってる。
「…いいよ、あげる。佐久間くんの欲しいもの全部。俺は佐久間くんのものだから」
唇を離した蓮が、うっとりと微笑みながらそう言った。
やべーくらい重い発言。だけど、その重さが心地良い。
「ん、早くちょうだい…っ」
「うん…痛かったら、言って」
後ろに充てがわれた蓮自身が徐々に入ってくる。散々慣らされたのと初めてじゃないからか、痛みはない。圧迫感はすごいけどそれすら快感に変わる。
全部収まったのか、肌同士がぶつかる感触がした。俺を抱きしめたまますぐには動かない蓮の顔を覗き込む。
「ね、蓮」
「ん? なぁに…」
「蓮が俺のものなら、俺も蓮のものだからな。忘れんなよ」
「佐久間くん…」
「だからさ、蓮の好きにして。好きなように動いていいよ。俺、蓮にめちゃくちゃにされたい……ひゃ、あぁ…っ! アッ、ぁんっ」
俺の言葉が終わるかどうかのタイミングで、蓮が激しく動き始めた。咄嗟のことで声が抑えられなくて、高くて甘ったるい声が口から溢れ落ちる。
「やっ、きゅうに…はげしっ だめっ…あぁん…っ!!」
「…佐久間くん、が…っ 言った、でしょ…っ!」
「あっ、アッ…れ、ん…っ」
快感に翻弄されながら蓮の顔を見上げると、頬を紅潮させながら眉を寄せてめちゃめちゃ気持ち良さそう。色気すげえ。
こんな激しくするくらい欲しがってくれたんだって。嬉しくてちょっと笑うと、「余裕、あるね…っ?」って言われて更に攻め立てられた。
奥をがつがつ突かれて、快感に背が弓形に反る。
「あっ、あ…っ! 気持ち…っ、もぉ、イッちゃ…っ!」
「…っ、おれ、も…っ」
「蓮、れん…っ、ふぁ、アッ…あぁっ、ーーっ!!」
「く…っ」
蓮の腰に足も絡めてしがみつきながら、最奥を突かれて熱を吐き出した。そのすぐ後に蓮も俺の中で果てて、お腹にじわじわと熱いものが広がる。
「れん、の…あつい…」
「ごめん…中、出しちゃった…」
俺の中からずるりと抜きながら、俺の顔を覗き込んで申し訳なさそうに言う。腰に足を絡めて抜かないようにしたのは俺なのにな。
こんな些細なことでも蓮に愛されてるのが分かって嬉しくて、ふふっと笑ってみせた。
「いいよ、気持ち良かったんだろ…? 後で全部掻き出すの手伝って?」
「うん、もちろん……んっ」
「ふっ、んぅ…っ」
どちらからともなく唇が重なって、すぐに舌を絡ませる濃厚なキスになる。
蓮の手が俺の背中を撫でるのも、もう何もかも気持ちいい。
身体を密着させたまま唇を貪り合って、ふと気付く。
俺に当たる蓮のモノがまた首をもたげ始めてる。
「…まだ、足りない…?」
「あ、えっと…」
唇を少し離して囁くと、少し気まずそうに蓮が目を伏せた。
この期に及んでまだ俺に遠慮するとか、本当に困ったヤツだな。
蓮の頬を両手で挟んで、じっと至近距離から見つめる。
「なぁ、俺さっき言っただろ? 忘れちゃった?」
「え…」
「蓮の好きにしてって。蓮にめちゃくちゃにされたいって、そう言っただろ。…俺、まだめちゃくちゃにはされてないよ?」
「佐久間、くん…」
「ね、言ってよ。俺のこともっと欲しいって、足りないって…」
蓮の喉がコクリと上下した。それと同時に目の奥が段々飢えた捕食者みたいになってきて、背中をぞくぞくとしたものが駆けていく。
「…まだ、全然足りない。佐久間くんのこと、もっと抱かせて。もっと俺の手で乱れて?」
「うん、俺もまだ足りない…もっと蓮のちょうだい」
蓮が素直に欲を口にしたのが嬉しくて、首にぎゅうっとしがみついた。その手がまた俺のあちこちを愛撫し始めて、気持ち良くて幸せで、うっとりと目を閉じる。
これから先も、ずっと、こんな風に蓮に求められたい。
誰よりも俺を大切にしてくれる蓮の、抑えきれない欲を俺が全部受け止めたいんだ。
だってそんなの、すごく愛されてるって感じられるだろ。
時々臆病になっちゃう可愛い恋人の、可愛くない欲が俺も欲しいから。
ね、蓮。大好きだよ。
だからずっと、俺のこと欲しがって。
🖤片想いの場合、🩷視点でした
本編では本番まるっと削ったのと、🩷が積極的にがつがつ行くところが書きたくなったのでw
ちょっと精神的には逆にも見えますが、しっかりがっつり🖤🩷ですww
🖤も罪悪感とか遠慮が抜けたら、お互いに積極的に求め合っていちゃいちゃしながら過ごしていくんじゃないかと思います
次回からは🩷片想いです
現在仕事が立て込んでるので、少し間が空いてしまうかもしれません💦
構想は出来てるので、書き始めて筆が乗れば早めに上げられるかな…
コメント
5件
さくちゃん視点 ご馳走さまでした*ᴗ ᴗ)⁾⁾♡ 愛の吸引力はDyson並!! どんなに重い愛だってなんのその 照れ屋さんなのに積極的なさくちゃんも大好きです( *´艸)ふふ💕
最近暑いので無理せず水瀬さんのペースで更新して欲しいです。多忙は仕方ない、昔現旦那と付き合ってた時待ち合わせ場所で6時間待った事があるので待つのは得意です。
うわああああもう尊すぎて鼻血出そう!!!😭💕💕 蓮くんの「好き」が溢れすぎてて、もうずっと抱きしめてる感じがたまらんかった…!🖤の遠慮が取れて、🩷が素直に甘えたり求めてくるの、めっちゃ好きです。精神的に逆転してるみたいなのに、ちゃんと🖤🩷なとこが最高すぎる!! 「蓮の好きにして」って言う🩷の積極性、エモすぎる。次回の🩷片想い編も楽しみにしてます!無理しないで更新待ってるね〜🌸✨
ころ
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