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焔の詩に現時点で登場している主要キャラの設定
・鬼神丸
今作の主人公で、世界を一つにする事を目的としている人と鬼の間に生まれた子供。
両親を幼い時に亡くしており、その両親が最期に話した人と妖の架け橋になってくれ、という想いに答えるためその刀を振るう青年。
・鬼神丸【武】
鬼神丸の中に生まれた【破壊】や【殺戮】が人格として形成された者。生まれた原因として、世の人々が鬼神丸を見て罵詈雑言の言葉投げかけたことにより、自分を保つために”彼”が生まれた。
鬼神丸との大きな違いは先述したとおり【破壊】【殺戮】の感情があるかないかである。戦闘能力においては表に出ている鬼神丸を凌ぐほどの強さを秘めているが、鬼神丸本人が”彼”を表に出さないように制御しているためその戦闘能力を測ることは現時点では難しい
・蓮爺
鬼神丸の師匠であり第二の親に当たる人物。
剣術指南に術式も扱えそのうえ人望もあるので情報収集もお手のものである。しかし、彼の過去については現時点ではあまり分からない。
分かっているものとして、『玉藻』も保護していた過去があり玉藻自身もその事には感謝していることまた、『轟家』とも関係があったりする…?
・玉藻
妖陣営の中で九尾組の一員。
彼も鬼神丸と同じ他種族同士の間に生まれた子供で妖狐と鬼の血を引く。そのため妖狐の弱点である近接戦闘も行える貴重な存在である。
しかし、鬼神丸同様他種族同士の間に生まれた子供ということで『異端児』として差別された過去を持ち、一度は両親に捨てられたが、両種族の力を有するということで再度引き取られ現在に至る。
・クラマ
妖陣営の中で九尾組の頭領である
戦闘面に関しては現時点では不明だが、得意としている術式は無属性の変化。これを活用した部隊が存在し、彼女もその暗殺部隊の出自である。
また、彼女は玉藻の母であり一度は玉藻を捨てたが鬼と妖狐の力を有するということに着目し、再度彼を引き戻し、次世代の九尾組の頭領して育てている
・ミツルギ(藍色の悪魔)
別称『藍色の悪魔』と人々から呼ばれ恐れられている。彼の立場は『酒呑童子』から信頼されている数少ない鬼ということもあり、部隊長を任されている
だが、本人はあまり納得はしておらず彼の本質である【破壊】と【殺戮】を行うために部下を使役し、自分と対等…またはそれ以上の人材を探している所謂戦闘狂とも言われている。
・酒呑童子
妖陣営の中で鬼を統括してる者
彼の実力はどれほどなのかは不明だが、少なくともミツルギよりかは上であることは確かである。
また、鬼=脳筋のイメージがあるが彼は比較的冷静で頭脳派でもある。しかし鬼の本質は強き者との戦闘にあるので、彼も”敵”を探している。
・華関(かかん)【雪女】
楓ノ里の里親(里のトップ)を務めている
実力については不明だが、里親になり得るだけの力は持っているため並大抵の相手ではやられることはまずないだろう。
また、蓮爺とは古くからの友人とのことでどんな関係値だったのかは定かではないが、おそらくは死線を越えてきた戦友なのかもしれない。
・神無月
楓ノ里の一兵士
立場としては華関の直属少数精鋭部隊『白の軌跡』隊長を務めており、事態によっては参謀にもなる。
実力に関しては詳しくは分からないが、華関直属少数精鋭部隊隊長の座に着くほどなのでこちらも並大抵の相手では止めることは出来ないと思われる
・轟 キサメ
鬼神丸の母で種族は鬼である
『轟家焼き討ち事件』によって死亡とされているが一説では死んでおらずこの世をさまよってると噂されている
・轟 勇(いさむ)
鬼神丸の父で種族は人間である
『轟家焼き討ち事件』によって死亡している
今の世の中は人と妖の戦争が多発しているがその発端と言われるのがこの事件で、種を超えた愛はこの世界では禁忌とされており、それを犯しさらに子を生んだことで人々の不安が煽られる事態となり結果として、轟家の住む村での不作は轟家のせいにとされてしまい焼き討ち事件が起きてしまった
〜あらすじ〜
事の発端は『轟家焼き討ち事件』から始まる
とある村に住んでいた轟家は嫁であるキサメが鬼であったが、人々となんら問題を起こすことなく平和に暮らしたが、一部の人間はやはり納得はいっていなかった。
そんなある年、不作が続きその不作の理由をキサメのせいと決めつけ忌み嫌っていた一部の人間達は轟家を襲撃しキサメと夫の勇は火の海の中で息絶えた。この出来事をきっかけに妖は信用ならないと噂され、人々は武器を持ち妖根絶にと行動を移す。
その自己防衛として妖も武器を持ち対抗するが、時間が経つにつれ自己防衛のために戦っていた妖達も気が付けば、人間がいるから自分達が安心して暮らせないと判断し、自己防衛で終わることなく殺戮にと目的が変わっていき戦争は激化していく。
『轟家焼き討ち事件』から十数年後、その事件で生き延びた轟家の一人息子 鬼神丸が成長し両親の願いである、共存の道を確かなものにするため自分を拾ってくれた蓮爺と共に世を旅して両陣営の架け橋にとなっていく物語である