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本編スタート
ぷりっつ さ、じゃあ、あっちの駄菓子屋いこ!あそこちょーおいしいねんで!
あっきぃ あ、うん、!
ぷりっつ視点
俺は、さっきの高台をもう一度見る
”待っててね。”
と心のなかで唱える。
で、なんやかんやあって家にもどる
ガチャッ
ぷりっつ ただいま。
もちろん、家には誰もいない。おばあちゃんは、この年で仕事をしている
ぷりっつ …、、
ノートを開けて、宿題をする。誰もいない、沈黙の中
”俺が簡単に友だちになるわけがない”
この、自分が考えた文章が頭につきささる。
”友達でいよう”
”ずっといっしょだよ”
”離れないから”
こういう言葉は大体が嘘。今仲良くなりたいからいってる
だからこういう言葉は好きではない。
で、あっきぃ。あいつあんなこと言ってねぇけど、やっぱり信用できない
ぷりっつ 裏切るかも知れないし、ね、??
俺の中でウズウズしている感情は、ただ消化不可能な不安。
ぷりっつ さ、宿題するか。
課題に真剣に取り組む。俺はそもそもどこの学校でも成績1位だったため、わからない問題なんてない。
ただ一つ。俺には、まだ、足りないものがあったのかも知れない
そう考えると、むしゃくしゃしてきてたまらなかった。いち早く宿題を終わらせて、ベッドに顔を埋まらせる
もう、これ以上余計なことを考えないように。
あっきぃ視点
あっきぃ ぷーのすけ、どうしたのかな。
そんな事を考えながら、家に戻る
あっきぃ ただいま!
お母さん おかえりなさい!今日はハンバーグを作ったから、手を洗って食卓きてね!
あっきぃ うん!
あっきぃ いただきます!
あっきぃ (´~`)モグモグ
今日のハンバーグは、煮込みハンバーグ。トマトソースで煮込んであるから、トマトの味がしみわたる
あっきぃ 美味しい、!!
お母さん よかったわ!明日も学校でしょう?食べたらもうお風呂入ってねなさいよ
あっきぃ はい!お母さん!
食べ終わり
あっきぃ 宿題、、
ぷーのすけのことを考えると、それどころじゃなくなった。
一気に頭がこんがらがって。椅子に座る
”友達”
”夢”
”希望”
これらは、全部いいことのはずなのに
俺には、どこか悪い言葉に聞こえる
この言葉が、いつか
あっきぃ 俺を、壊しちゃうのかも知れない。
そう考えると怖くて、ベッドに頭を押し付ける
嫌な感情は全部忘れて、記憶から消し去った気持ちでいたい
今は、そういう気持ちじゃないと受け入れられない
でも、1個。心によぎることがある
もしかしたら、これから先、”いい言葉”が、俺を壊すのかも知れない。
ぷりっつ視点
俺は、もう悩まない。心に決めた。
余計な友達、余計な信用をしたら、いつか自分も壊れて、狂ってしまう。だから、誰も信用できないし、友達にもできない。