アメリカ「…とりあえず牢屋に入れとくか」
日帝「…」
ソ連「…なんで中国が」
フランス「仕事増えるんだけど…」
イギリス「やってない貴方が言わないでください」
ソ連「…医務室に行ってくる」
アメリカ「まて。三人はいないと仕事回らないぞ!見張りはどうすんだよ!?」
フランス「足かせつければ?鉄球付きの」
イギリス「いいですね」
アメリカ「よし、ソ連行っていいぞ!」
ソ連「タッタッタッ」
フランス「つけるよ」
アメリカ「よし、戻ろう…」
フランス「仕事嫌だな〜」
日帝「…ッ」
_さっきのことがフラッシュバックする
私が目を瞑った瞬間
中国様が倒れたところ
シャラリ
中国と日本家の耳飾りが揺れる
日帝「…ねぇ、父上。言ってましたよね、これはお守りだって。
…ご先祖様、父上、空、海。…中国様を守ってください」
中国「……ん」
視界に入る白い天井…
中国「医務室アルか」
右胸には包帯、腕には点滴。
中国「仕事…」
体を起こしかけてやめた。痛いし、アメリカがやっていない仕事を
やるのがバカらしくなったからだ。
中国「…我はバカアルね。なんで日帝を庇ったアル?」
シャラリ
耳元で揺れたのは、耳飾り。
…日帝と対になっている耳飾り。
中国「…敵だからもう捨てたと思ってたアル」
また銃声が聞こえる
日帝が目を瞑った瞬間
我が飛び出して倒れた時
中国「…身体が勝手に動いたアル」
…その時、疲労か、点滴の効果か、中国は眠りについた
ー昔、江戸が生きていた頃
中国「この菓子美味いアルね」
江戸「中国殿の菓子も美味しいじゃないか」
中国「この菓子が我のところから伝わって、こんなに発展したとは信じられないアル…」
江戸「中国殿のところから伝わってきたんだから、中国殿の菓子だよ」
中国「我が江戸から学ぶ時代になったアルな…」
日帝「中国様、父上!」
江戸「どうしたんだい?」
日帝「空と海が喧嘩して…」
中国「じゃあ我が止めに行くアル」
日帝「本当ですか?ありがとうございます!」
…
空「海が僕のお菓子とった!」
海「前にお前が俺の菓子取ったからだろ!」
空「は?」
海「あ゛?」
中国「ゴチン」
空「いった!」
海「…ッ!」
中国「喧嘩はやめるアル。日帝が困ってるアルよ」
海「あ…。ごめん、陸」
空「ごめんね、陸姉」
日帝「喧嘩するほど仲がいいって言うし、喧嘩するのはいいよ。
でも、叩いたりするのはやめてね」
中国「日帝は優しいアルな〜ナデナデ」
日帝「ありがとうございます…////」
江戸「可愛い…」
中国「…昔の夢アルか」
…
…
中国「…何も変わってないアル」
今も昔も変わらない、無邪気な笑顔
中国「…我は間違ってないアル」
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