テラーノベル
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翌朝。
病室のカーテンの隙間から、柔らかな朝日が差し込む。
黃「……朝、か。」
昨日のみんなとの花火を思い出し、自然と笑みがこぼれる。
スマホを開くと、グループチャットには昨夜撮った写真が何枚も送られていた。
青『黃くん寝顔撮れた〜!』
桃『勝手に送んなw』
赤『黃ちゃん笑ってる写真めっちゃ好き』
橙『またみんなで撮ろな』
紫『宝物が増えたね』
黃「……。」
“また”
その一言が嬉しくて、苦しかった。
画面をそっと閉じる。
コンコン。
先生が病室へ入ってきた。
「おはようございます。今日は体調はいかがですか?」
黃「昨日よりは元気です。」
先生は優しく笑ったあと、少しだけ表情を曇らせた。
「……ただ、検査の結果ですが。」
その言葉だけで、胸が締めつけられる。
「心臓への負担がさらに大きくなっています。」
黃「……。」
「これからは突然発作が起きる可能性があります。一人では行動しないでください。」
黃「……分かりました。」
「無理だけは、しないでくださいね。」
病室に静寂が戻る。
黃は胸へ手を当てた。
鼓動は昨日よりも弱く、不規則だった。
あと五日。
そう思うだけで息が詰まりそうになる。
その日の午後。
病室にはいつもの六人が集まっていた。
青「今日はトランプ持ってきたよ!」
桃「また負けた奴ジュースな。」
赤「望むところ!」
橙「子どもやなぁ。」
紫「じゃあ始めようか。」
いつも通り笑い合う時間。
黃も笑っていた。
でも。
ドクン…
心臓が大きく脈打つ。
黃「……っ。」
視界が少し揺れる。
赤「黃ちゃん?」
黃「だ、大丈夫です。」
笑ってごまかす。
本当は苦しかった。
でも、この時間を止めたくなかった。
青「七並べね!」
黃「負けませんよ?」
紫「その顔、やる気だね。」
楽しい時間は、本当にあっという間だった。
夕方。
みんなが帰ろうとした時だった。
黃「……っ!」
突然、胸を押さえ、その場へ崩れ落ちる。
赤「黃ちゃん!!」
青「先生!!」
桃「しっかりしろ!!」
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#すとぷり
ろあ😈❤💍
940
#💛🐹のお嫁さん枠
ㅤし ゅ ら ꒷ ♡
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橙「救急呼んで!!」
紫「黃ちゃん!!目を開けて!!」
息が吸えない。
耳鳴りがする。
みんなの声だけが遠くなっていく。
黃(まだ…。まだ終わりたくない。)
涙が一筋、頬を伝った。
その手を、誰かが強く握る。
紫「大丈夫。俺たちがいる。」
その声だけは、はっきりと聞こえた。
黃は小さく頷き、意識を手放した――。
コメント
3件
紫くん!?もういろいろ泣くってぇ
うわぁぁぁやだぁぁぁ😭 紫くんかっこよすぎる…
うわあ…第14話、胸がぎゅってなったよ。花火の余韻がまだ残ってる朝のシーンから始まって、みんなのグループチャットのやりとりがすごく温かくて、でもその後に検査結果の話が来るから、そのギャップが切なかった。黃くんが「また」って言葉に嬉しくなりながらも苦しくなる気持ち、すごくわかる。最後の発作のシーン、紫くんの「俺たちがいる」が本当に響いた。このまま終わらないでほしい…次が気になるよ。