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ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ。
目覚ましのアラーム音に意識を呼び起される。
「んーっ」
目覚ましのスイッチを消すと大きく伸び上がる。
そして迷わず頭の上にあるスマホのロックを解除する。
「志乃さんおはよう~。今日あたり店に来ませんか?」
蓮くんからのメッセージを確認する。
少し前までは朝起きると一番にテレビをつけ、今日の天気と時事ネタをチェックしていたのに今の私はどうだろう。
「おはよう。多分、行くと思うよ」
返事を打ちながらついつい頬を 綻(ほころ)ばせてしまっている。
不思議な感じはするが、こうして私の1日は蓮くんとのやり取りから始まる。
断らなきゃ、断らなきゃと思いながら早1週間。
良子への後ろめたさもあり、きちんと断ろうと心に決めたはずだったのに未だに断ることができずにいた。
あの日以来、蓮くんからメッセージは朝だけではなく日に何回か届くようになってい*******************
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