モニターの中でケイコが気絶してから30分が経っていた。
その間にも大人たちは次々と地下室に来ては誰か1人を選んで暴行を加える。
生徒たちは死ぬことこそないけれど、死にたいと願うほどの拷問を加えられていた。
「やめろ!やめろぉ!」
「離して!触らないでよ!」
そんな悲鳴が途絶えることもなかった。
「さぁ、次は誰の番かな?」
先生がゆっくりと廊下を進んで生徒たちの様子を確認する。
先生にはもうなにを言っても無駄なのだと、わかっていた。
カツンカツンカツン。
階段を降りてくる音に咄嗟に身構える。
次はどんなヤツが、誰を選ぶつもりなのか…。************
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