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4 - 喧嘩と快晴 ~rbzm~ 前半

♥

960

2024年03月01日

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本日はお日柄もよろしゅうございますね。

という訳で短編集書いてくど~。

更新ペース遅すぎて草。まっじで申し訳ない…。

こんな我にも70人以上の方々がフォローして下さって本当に感激..。

ありがとうございますとしか言いようないっすね…。

前置きが長くなりましたが今回は食害組でお送りします~


⚠︎注意事項を読んでいることを前提です⚠︎


𝚂𝚃𝙰𝚁𝚃!!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


《rbr  side》


はぁ~やってもうた…

いや、でもこれは彼奴が悪いんやし…俺悪くないし…

ただちょっと言いすぎたか…??


そんなことをブツブツと言いながら廊下を歩く。

先程、俺は相棒であるzmと喧嘩をしてしまったのだ。

喧嘩の理由は超子供っぽい。

“俺のおやつを食べたから”

ただそれだけ。

こんなことで怒るつもりはなかったんやけど、

大事に残してたポテ〇ングだったし、彼奴の態度が気に入らんすぎてつい、カッとなってしまった。

そしてこう言ってしまったんや。

『zmの阿呆!!大っ嫌いや!!』

と。

この言葉を投げつけて部屋を出ようとした時にチラッと見えたあのzmの表情。

あれが今でも鮮明に残り、頭から離れようとしない。

言い返してくると思ったのにすごく傷ついてそうな雰囲気で…。

あぁ、まじでやってもうた……

こんなん、気分糞悪くなるやん…俺が悪いみたいで。

まぁ、俺が悪いのも一理あるんやけど…。

あ~!!気分転換、気分転換や!!

外の原っぱでも行って自然パワーで心を癒そう。

そうと決まれば向かうとするか。





原っぱへ到着し、疲れたのでそこら辺に座る。

今日は快晴か…。

俺は快晴が好きだ。人間は必ず何処かしら曇っている。 表情も心も。

そんな人間では表すことの出来ないこの綺麗さが好きなんや。

俺はそう考えながらどこかしらの懐かしさを憶える。

何かこういう会話、どっかでしたことある気が…いつやったっけ、??

時間はあるしのんびり考えるとするか…。

そう思い、俺は寝転ぶ。


rb)「眩しいなぁ…」


サンサンと光る太陽に俺は目を細め、太陽を隠すかのように手を浮かべる。

そして、この光景に重なるようにとある昔の出来事を思い出す。

あの日もこんな風に1人で快晴の空を見上げてた時やった。


〈回想〉


あ゛任務疲れた

慣れない労働環境に俺はため息をつく。

俺は先週このW国の軍の幹部として配属された。

まじでしんどいな…

そう考えながら原っぱに寝転ぶ。

綺麗な太陽の光。そして青々とした空。今日は快晴らしい。

何だか日向ぼっこのようで眠くなってくるな…

そう感じ、俺はウトウトし出す。

そして疲れが溜まっていたであろう重い瞼を閉じる。

目を瞑ると俺の視界は暗闇のはず… だが、太陽の光があるせいか少し明るいように思える。

すると突然、俺の視界は暗くなった。

何や!?と思い目を見開くとそこには緑のパーカーを被った男がいた。


rb)「…何や、あんさん」


無音が嫌になり俺はそいつに話しかける。

すると緑の男は言う。


??)「お前…快晴は好きか??」


此奴…いきなり来たかと思えば自己紹介も無しに変な質問まで…。

変なやつすぎるやろ。

そう感じながらも質問には答える。


rb)「好きやで。」


??)「何故?」


rb)「この綺麗さは他の物で表すことが出来ない唯一無二ものやからや。」


??)「…..ふ~ん。ところでお前先週から配属された奴やろ??」


はぁぁぁ??此奴、自分で質問してきたのに反応それだけかよ!?怒

まじで気ぃ悪くなりそうやわ…

まぁ俺は優しいからちゃんと質問には答えてあげますけどね( ・´ー・`)


rb)「そうや。俺は先週此処に配属されてきた。…..であんさんは何者なんや??」


??)「う~ん…A国のスパイ??」


rb)「はッ!?!?」


??)「笑笑冗談、冗談や笑」


rb)「何や、脅かすなや…圧」


??)「改めて俺はzmや。この軍の幹部になってからは一応3年くらい経ってる。」


rb)「さ、3年…」


だ、大先輩やん…

しかも3年て……ほとんど初期の人やん…。

やべぇ…結構偉そうな事言ってもうたぞ…??

これ…俺大丈夫か…??

戸惑っているとzmと言う男は口を開く。


zm)「なぁお前、実技試験1位やった奴やろ??」


rb)「え??ま、まぁ…そうやけど…」


zm)「やっぱりか!!なぁお前、俺と対決せぇへん??」


rb)「はぁ??なんでや??」


zm)「いやぁだって強い奴おらへんから…暇なんだもぉ~ん。」


rb)「いやいやいやいや!!書記長のtntnとかおるやろ!?!?」


zm)「tntnはたしかに強いんやけど、忙しくて構ってくれへんねん。しかも俺よりは少~し弱いしな。」


rb)「え!?お前tntnより強いん!?!?じゃあ俺弱いで?」


zm)「ちゃうねん。新しい奴と戦うからこそおもろいんやん!!戦術とか学べるし。」


rb)「えぇ~…でも俺にとってええことないやん。」


zm)「…..しゃーない、俺が書類手伝ったるわ。色々と忙しいやろ??」


rb)「…え、ええん!?書類分からんこと多すぎてちと大変やったんよな…」


zm)「よな笑配属されて間もない奴らは全員戸惑うもんや。俺は書類得意やし。」


rb)「え、得意そうに見えへんわ。」


zm)「はぁ??お前このzmさんを貶すとは良い度胸してんなぁ??笑」


rb)「…..どう見ても馬鹿そうやけど。」


zm)「…..笑笑そこまで言う奴初めてやわ笑お前まじで覚えとけよぉ??笑」


rb)「え、もしかして俺、やらかしました??」


zm)「そうやなぁ??笑この勝負で俺勝ったら罰として構ってぇな??」


rb)「え、クソだるやん…絶対勝つ笑」


そして俺はことごとくzmに負け、構う羽目になった。

だがしっかりと書類手伝ってくれたし、案外丁寧に教えてくれた。

あんなクソガキみたいなキャラしといて…意外やったわ。



幹部配属から2年が経った時、W国の戦争準備が活発化した。

そのせいか前よりも忙しくなり、ゆっくりする時間がなくなった。

そしてある日俺は…..倒れてしまった。

理由は簡単。ただの疲労。

皆は心配したが、忙しいのか見舞いはしてくれへんかった。

まぁわざわざ医務室に来るのも大変やからな。

でもずっと1人で居るのは寂しくて少し嫌気がさしてた。

でもある日、見舞いに来てくれた人が居たんや。

…..あの日は快晴やった。


zm)「ふ〜ん!!」


rb)「え!?zm!?」


zm)「見舞いに来てやったぜ!!」


rb)「え、な、何で??」


zm)「え、いや倒れたんやろ??見舞いに来るのは当たり前やん。」


rb)「いや、今この時期忙しいし…しかも俺が倒れてから結構日経ってるし…」


zm)「俺に忙しいって言葉あると思うか??笑しっかりと任務終わらせてきたわ!!まぁ、そのせいで見舞い来るの遅なってしもたんやけど…」


rb)「そうなんや…..ありがとうな笑」


zm)「当たり前やん!!もう体調は大丈夫そうなん??」


rb)「おん!!何ともないで!!ただまだ安静にしとけってpsに言われてもうて…」


zm)「まぁ”一応”が大切になる時もあるもんな。」


rb)「まぁせやな…..」


zm)「…….どしたん、暗い顔して。」


rb)「あ、いや…皆今も頑張ってくれてんのに俺は何も出来てないから申し訳なくて…」


zm)「…….」


zmは黙る。

俺が柄じゃない事を言ってしまったせいか…??

なんか申し訳ないな…。

するとzmは意外なことを言い出す。


zm)「なぁrbr…俺と初めて会った時の事覚えてる??」


rb)「なんや突然やな…まぁ覚えてるで。」


zm)「ならさ、他の物で表すことが出来へんってどういうことなん??」


rb)「え…??」


zm)「rbr、言ってたやん。快晴が好きな理由聞いた時に。でもあとから考えてもあんま理解出来へんくて…。」


rb)「あぁ、あれか…。人間は必ず何処かしら曇っている所がある。あの快晴の綺麗さは人間では表すことが出来へん。やから快晴は良いって思ってるだけや。」


zm)「そうか…なるほどな。」


rb)「…..それがどしたん、??」


zm)「…俺は逆に快晴が嫌いなんや。…綺麗やけど。」


rb)「…..それはなんでなん??」


zm)「人は確かに何処かしら曇っとるよ??顔色だって、心だって何もかもが綺麗な奴なんておらへん。」


rb)「…そうや。」


zm)「でもその曇っとるって事が”人間”らしいんやない??」


rb)「…え?」


zm)「やって表情が曇ったりするのは何かしら悩んどるって事やろ?それってええ事やん。 」


rb)「…悩んでいることがええ事…??」


zm)「何かしらの問題にぶつかることはそれを自分なりに考えたり越えようとしたりして一生懸命になってるってことや。それって素敵やと思わへん?…やから俺は快晴は好きくない。」


rb)「…フッ笑なんかお前らしくない回答やな笑笑」


zm)「はぁ??お、おま、せっかくいい感じの雰囲気やったんに…!!ぶち壊しやん!!」


rb)「笑笑すまんて笑…でもそうかもしれんな……少し違う考えやったわ。」


zm)「まぁ、こうやって学んだり知っていくもんやしな笑」


rb)「…なぁ、zm??」


zm)「ん、??なんや?」


rb)「俺が医務室から出れるようになったら色々と教えてくれへん、?」


zm)「…なにを??」


rb)「zmがどんな風に物事考えてるかを。もうちょっと違う考え方知ってみたいわ。」


zm)「ええで笑…でもちょっと気持ち悪いぞ、それ。」


rb)「はぁぁぁぁ~??誰が気持ち悪いやって!?!?」


zm)「お前声うるせぇわ!!安静にしとけ!!」


rb)「〜〜〜〜〜!!〜〜?」


zm)「〜〜!?!?〜〜〜〜〜!!」


ps)「あの〜??此処、医務室ですけど??怒」


rbzm)「あ…さーせん。」




<回想終了>


ハッ!!

え、俺何してたっけ…??

あ…zmと喧嘩してそのまま此処で寝てもうたんや…

でも懐かしい思い出やな…

あの後、色々と話していく内にzmと俺は相棒になったんよな。

……やっぱりzmには悪いことしたな…。

大嫌いなんて言うんやなかった。

唯一無二の相棒に俺はなんて酷いことを言ってもうたんや……

………謝ろう。

そう決めたと同時に俺はzmの部屋へと走り出した。





ハァハァハァハァ

zmの部屋、遠いて…きつかった…。

でも一刻も早く謝らんと…。


コンコンコン


rb)「zm、??おる、??rbrやけど……」


不安げに俺は話しかける…が、zmの返答は無い。


rb)「zm…??入るで…?」


カチャ


扉を開けると、部屋にzmの姿はなかった。

え、なんでおらへんの、??

今日、zm任務やなかった気ぃするし…ほんまなんでや、??

そう思いながら何か事情を知っていそうなtntnの元へと向かう。


rb)「tntn!!」


tn)「な、何や急に!?…ってrbrか。どしたん?」


rb)「z、zm知らへん、??」


tn)「zm??知らへんで。でも今日任務やないから部屋おるんやない??」


rb)「そ、それが部屋におらんかってん!!」


tn)「え、それマ…??一旦監視室行って見て来てくれんか?俺はzmが行きそうな場所探してくる。」


rb)「お、おん…。」


tntnはいつにも増して真面目な顔と声色で言う。

それにしてもzm…どこ行ったんや、??

とりあえず監視室や。急いで向かおう。


監視室についてからおよそ10分。

俺は今急いで監視カメラなどでzmらしき人がいないかを探している。

しかし、何処にも見当たらないのである。

先程、tntnから連絡を受けたが何処にも居ないらしい。

……これは何か嫌な予感がする。

俺は着いていたインカムのマイクを入れ、こう言う。


rb)『至急、幹部は会議室にあつまるように。…絶対命令やッ!!

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

約5200字お疲れ様でした。

あの、ほんとに書くの下手すぎてちょっと収まらなかった…。

前後半で分けますね(◜֊◝ )

これは♡の数にします。

特に話すことないんで…。


では!!


後半➯➱➩♡500



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