日帝「はぁ…っ、はぁ……っ、ぜぇ……っ……!」
『逃げんなって』
日帝「…ッ」
『罪と向き合え』
無理だ…もう…。
どこへ走っているかもわからない。
目の前が真っ暗で何も見えない……。
日帝「はぁ…ッ、…はッ……っ……はぁ…ッ……」
ただこの地獄から抜け出したい…。
??『楽になる方法教えてあげよっか?』
日帝「ッ!?」
日帝「誰だッ……」
振り返ってみると姿ははっきりとは見えないが何かがいる。
それもあの黒い蝶と共に。
普通なら安易にこのような挑発に乗らない方が良いのだろう。
だが…、
俺はもう限界だった。
日帝「…どうすればいい」
??『簡単だよ』
??『こうすればいいだけ((ニヤ』
ドンッ
日帝「…は?」
一気に視界が開けた。
俺はいつの間にか建物の屋上にいたらしい。
体が宙に浮いている。
……落とされたんだ。
あいつはそんな俺に笑みを浮かべながら見下ろしている。
まるで“これで終わりじゃない”と言っているかのように…。
だがそいつの不気味な姿もすぐに見えなくなった。
日帝「…はは」
日帝「日本、にゃぽん……別れの挨拶言えなくてごめんな」
グシャッ
???「え………?」
???「日帝chan………?」
ラジオ「……ザザッ……本日、〇〇ビルで男性が転落し死亡しているのが発見されました……ザー……現場は自殺の可能性もあるとして、周辺が一時立ち入り禁止に……ザザッ……警察が引き続き状況を調べています……ーー」
??『…すぐ君の仲間もそっちへ送ってあげるからね…♪』
第一章『日帝編』 完
→ここからは主ゾーン
こんちくわ。日帝編が完結したので出てきちゃいました。
第二章もあるので是非最後までご覧頂けると嬉しいです😆
そして投稿頻度カスすぎて申し訳ないです。
これから頻度が上がるかと言われたらそうでもないですね…。
でも時間ある時はバンバン投稿して行きたいと思うんでお願いします😉
コメント
2件
嘘?悲し過ぎます。😭すごい表現力でした。