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無事に家に帰りつくとまずノートを広げてある程度まとめたのを書いてみた。

画像 「こういうこと、、?」

分からない。心の声は本当なのか嘘なのか。

「ただいまぁー」

叶芽のこえだ。いい意味で叶芽の声はわかりやすい。叶芽にバレないよう机の引き出しの後ろの方にやって会いに行った。

「おかえり!」

「雫ちゃん!ただいまぁー!!」

(雫ちゃんから迎えに来てくれた、、、。抱きつきたい。、まだ我慢だ。。。我慢しろ僕。)

相変わらずおかしい。

「今日お母さん帰り遅いからなにか買いに行かない?」

「おけ!着替えるからちょっとまってて!」

「はーい」

もう叶芽の心の声は見ないようにしよう。その方が私のみのためでもある。叶芽に嘘つくのも気が引けるけど。言ったら言ったで大変なことになりそうだ。

叶芽が降りてきたので早速スーパーに行った。

何が食べたいかという他愛もない話をしたり、ゲーセンに帰りよることなど話し合っていた。

スーパーで買い物を終えて、一旦家に帰りいろいろ準備してからゲーセンに行った。この時間帯は高校生が多く、もしかしたら友達に会うかもと思っていたら。

「あれ?雫ちゃんや!」

「おぉー!かなちゃんと陸斗!どうしてここにいるの?」

「いや?まぁ、暇つぶしてきな?」

(やた!雫ちゃんの私服見れた。、可愛い。てかなんで叶芽がおるん?私の雫ちゃん取る気?)

「奏美と陸斗!2人とも仲良いね」

(なんでよりによってデートの時にいるんだよ)

なんか、、、バチバチしてる。。。

そういえば、叶芽が私の家にいること言ってなかったな、、、。

「今ね叶芽と晩御飯調達帰りなの」

「え?雫ちゃん同棲してるの?叶芽くんと?」

「いやいや違うよ?んーでもまぁ似たようなもんかな?叶芽の両親が海外行くらしくて叶芽が残ったからうちに来たみたいな感じ」

「ふーーん。」

(なんで。うち1回も雫ちゃんの家行ったことないのに。ずるい。なんで。)

「まぁ!ゲーセン楽しんでや!お二人さん♡」

「そやそや!ゲーセンは楽しむとこやしね!」

「また明日ね〜!」

かなちゃんと陸斗と別れて少しゲーセンで遊んで家に帰宅途中

「ねぇ。雫ちゃん。」

「ん?なに?」

「僕さ、雫ちゃんのこと昔から好きなんだよね。」

「え?。」

「今もその気持ち変わってなくて。誰かに取られるくらいなら言って後悔した方がいいかな?って思った、。」

「まって、。ほんとに?」

私は告白されてようやく自分の気持ちについてわかった気がする。でも、なぜか、認めたくなかった。

心の声を見てたからそれを利用してるような気がして嫌だった。そんなものに頼らなくても自分はできると証明したかったからかもしれない。そう思うとこの謎の能力がうっとうしい。

気づきたくなかった。

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