続き
ワンク
ut side
AM3:00
ut 「 … ふぅ 」
寝たいと思っても寝れないのが現状。
ut 「 薬どこやっけなぁ … 」
ゆるりと辺りを見回し睡眠薬を探す
ut 「 … 資料やろ~ 」
数枚の資料が目に入り やらなければ、と起き上がり机に向かう
ut 「 」
かたかた、とキーボードを打ち進める
「『 無能 』」
ut 「 ッ … またかぁ … 笑 」
ズキズキと頭に痛みが走る
ut 「 ふ ~ … 薬 ~ 」
薬置に手を伸ばすがそこには空のものしか無い
ut 「 あぁ … 切れてたんやった … 」
どうしようか。と考えようとするも頭の痛みが邪魔して上手く考えることが出来ない
ut 「 ペ神 … いや コネシマ … ッ ? 」
しばらく目を瞑り考える
ut 「 … もうええか 」
ふと時計を 見ると そろそろ 彼が 皆を起こしに来る時間だ
ut 「 時間過ぎるの早ぇなぁ … 」
パソコンに目を向けると4分の1が終わった資料。
3時間でそれしか進んでいない自分に嫌気がさす
ドンドンドン ッ
ut 「 はあい ~ 」
rbr 「 起きてんなら早来んかい 」
ut 「 もう行く ~ 」
自分の部屋を出て彼を見る
rbr 「 じゃあ俺は他のやつ起こしいくから 」
ut 「 毎朝大変そうやね ~ 」
rbr 「 ほんまに … 笑 」
ut 「 ~ ッ ふぁ 」
あくびをしながら朝食を食べに食堂へ向かう
sho 「 あ 大先生やん 」
ut 「 しゃおちゃん ~ ! 」
sho 「 今日朝なんやろ 」
ut 「 あー 、なんやろな 」
sho 「 カツ丼食いてぇな … 」
ut 「 え ? 朝から ? 」
そんなことを言いながら食堂につき中に入る
sho 「 俺ら以外揃ってるやん、 」
ut 「 うわぁ … 急ご 」
なんとなくみんなを見ているとトントンとぱち、と目が合う
kn 「 鬱先生 ~ !! 」
ut 「 なんやねん 笑 」
kn 「 なんも ?? 笑 それよりほら 食べ物取りいこや!!俺まだとってへんねん! 」
ぐいぐいと相棒に背中を押される
何をそんなに急いでいるんだろう
kn 「 …… 」
tn 「 ……… 」
sho 「 え! カツ丼やん !! 」
どこから出てきたのか、いつのまにか一緒にご飯を取っている
kn 「 今日カツ丼かぁ … 」
ut 「 え? まじで … ??? 」
「 流石に 胃もたれするやろ … 」
朝食に驚きつつ ご飯をとり テーブルへと戻る
ut 「 今日食える気せぇへん … 」
半笑いでカツ丼を見ながら言う
tn 「 残すんやったら 頼むなや、笑 」
ut 「 いや… 腹は減ってんねん ! 」
tn 「 なんやそれ 笑 」
いつも通り。だが何処か怖い雰囲気を醸し出す彼に俺は少し苦手意識を持ってしまう
kn 「 … 」
相棒からも圧を感じるのは気のせいだろう 、
ut 「 … どうしようかなぁこれ 笑 」
視線を上げなんとなく奥の方を見る
すると部下とも目が合ってしまった
ut 「 ッ ! 」
慌てて 目をそらす 。 にや ゞ とした顔が脳裏に浮かぶ
ut 「 ふー … 」
浅く深呼吸をする
ci 「 ? 大先生 ? 」
後輩のチーノが俺の顔を覗き込んでくる
ut 「 ぉわ ッ !? 」
ci 「 笑 どうしたんすか ? 笑 」
こいつは詐欺師だけあって嘘見抜くの上手いからなぁ…
ut 「 どうやってこれ食べようかなって悩んでん、笑 」
へら、と笑ってみせる
shp 「 俺は トントン さんに あげましたよ 」
ut 「 あー 、 ほんなら俺 ゾムに あげようかな … 」
zm 「 なんやくれるん ? 」
ut 「 あげるわぁ 」
ゾムにカツ丼を渡し立ち上がる
kn 「 どこ行くん ? 」
ut 「 煙草吸い行くわ~ 」
shp 「 あ、せやったら 俺も行く ~ 」
ショッピが後ろから着いてくる
… 1人になりたかったんだけどな、
そうして2人で屋上へ向かった
次回 → ♡50
コメント
2件
物語書くの上手すぎませんか? 天才だったので100まで押させてもらいました✨(初コメ失礼しました)