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side 🤍
昨日めめから聞いた、さく美さんとの出会い。まさかあそこまでめめの愛が重いとは思ってなかったな…。
少女漫画ならギリ許される行動。現実だとちょっと…うーん。
めめのあの容姿なら喜ぶ女子は多いか…?
めめの方ばかりに気を取られてたけど、冷静に考えたら、さく美さんもめめのこと好きっぽい?よね?
え?もしかして両想い確定?
「おはよ」
「ぅわっ!?え、あ、さく美さんおはようございます」
「そんな驚かないでよー」
色々と考え事をしていたせいで、さく美さんに全く気付いていなかった。
変に驚く俺に困ったような笑顔を浮かべるさく美さん。
めめから重すぎるさく美さん愛を語られたせいで、直視出来ない。
昨日までは普通に目を合わせて話せたのに、何かよく分からないけど恥ずかしい。
(たしかにね、目大きいし唇ぷるぷるだし肌もつるつるだし、仕事の時は頼れるお姉さんって感じだけど、それ以外は言動とか可愛いし)
さく美さんが俺に何か話しているようだが、全く話が入ってこない。
それくらい、さく美さんを見つめることに集中してたんだと思う。
「….それでね、はいっこれ」
「え??なんですか?」
渡された有名なパティスリーの袋。
「これあげるので、目黒さんには黙っていてくれると嬉しいなぁ〜って思って」
「えっ…あ、はい」
「じゃあよろしくね!あ!私、社長に呼ばれてたから行くね」
話が理解できないまま渡された袋を受け取り、さく美さんは事務所を出て行ってしまった。
-—なんの話?
黙るってなんのことを?
『あれっ?さく美さん体調悪いですか?』
『ぇえ!?べっ、別に悪くないけど..』
『顔真っ赤ですよ?大丈夫ですか?』
一昨日、突然顔を真っ赤にして事務所を飛び出したさく美さん。
状況的に、「私が目黒さんに気があることを黙っていてほしい」ニュアンスのことを話してくれていたんだろう。
めめに黙っておいてほしい事柄なんてそれくらいしか思いつかない。
あくまでも仮定で2人は両想い?と思っていたけど、これは確定事項ってこと?
「ラウールおはよーさん、今日の外回りなんやけど…なんやその可愛ぇ袋」
向井先輩に指摘されて、思わず自分の体の後ろに袋を隠す。
「えっ、あ、いや」
「ていうかどうしたん、頬っぺた赤いで」
「はっ?いや、なんでもないです」
めめとさく美さんの両想いが確定と理解した途端、心臓に針を刺されたような小さな痛みを感じた。
嘘だろ。
いや、これはめめの話に感化されただけだ。
全くもって違う。
気のせい、気のせい。
そう自分に言い聞かせて、向井先輩と得意先への外回りに向かった。
果たして🤍さんは…
🖤さんピンチ?
ROY

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みむら
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