コメント
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居るだけで有難い存在ですよね笑
マイクラ肝試し散策編めっちゃ良かったっすね〜!
もうemさん可愛すぎた……あとメンバーがいつも通りのemさんネタ連発しまくってたのも非常に良かった。
今回この動画に触発されて書いたんですけど…なんて言うかなmrtk×emであり、rbemであり……mzybでありwrwrdであり…みたいな?
微妙なとこなんで「あっ無理そう」って思った人はやめといた方が良いとは思います。
私自身よく分かってないのでね、でも根本はrbemです。
では、どうぞ……
rbem mrem【違っても】
人は
よく勘違いをする
今ある日常が
当たり前の景色が
明日も、来週も、来月も、来年も
そのずっと先も
当たり前に続いていくのだと思い込んでしまう。
その『当たり前』が
ほんの少しつつくだけで
いとも簡単に崩れ落ちてしまう事も忘れて
「いやぁ〜散策楽しかったなぁ!エミさん」
「ですねぇ…俺は相変わらずゲーム下手やけどなぁ」
「まぁエミさんやしなぁ」
何の変哲もない『当たり前』の会話
皆でゲームをして、馬鹿やって、笑って、しょうもない事を語り合う
そう、いつもの愛する仲間との
恋人との会話
「んははっ!意地悪ですね、最高さん」
「…っ……ぁ、はは」
変わらない筈なのに
彼は俺の名前を呼んだだけ
俺が自分で決めた、自分の名前
それなのに
どうしてこうも虚しいのか
「…最高さん?どうかしましたか?」
「………いや、何でもあらへんよ…エミさん」
その声も、仕草も彼なのに
大好きだった亜麻色も、真珠のような瞳も
どこにも無くて
「最高さん」
「…ん?」
彼に名前を呼ばれ振り向けば、頬に何か柔く温かいモノが触れた。
それが唇だと気づいたのはほんの数秒後
「えっ!エミさん!?」
「んふふ…」
エバーグリーンの瞳を細め口を隠して笑う彼
その顔は以前から全く変わらない
愛してやまない『エーミール』の笑顔
「最高さん、ずっとモヤモヤしてるみたいやったからついつい…」
「っあ…ごめ、……バレとった?」
「うん、最高さんの事好きですもん」
「んなっ…///!?」
こうゆう言い辛い事をサラッと言えてしまうのも、前からずっと変わってない。
嗚呼、そうか……そりゃそうか
「私、今の最高さんも…前の貴方も、どっちも大好きです。」
「優しくて男気があって賑やかで、可愛くてかっこ良くて……ずっと昔から真っ直ぐで」
「名前や見た目が変わっても、貴方が貴方である事は変わらない。」
「愛しています、最高さん。」
「今までも、これからも…ずっと」
だって彼は彼だから
風で揺れる綺麗なセピアブラウンが
月明かりに輝くエバーグリーンが
以前と変わらぬ白い肌が
彼を形取る
「…エミさん」
その手を引いてキスをする
前のも嫌いじゃなかったけど、前よりずっとキスしやすい
「…あはっ……カッコわるぅ、俺」
「何ウジウジしとったんやろ」
「最高さん」
「愛しとる、愛しとるよエミさん」
「馬鹿みたいに優しいとこもドジるとこも俺にめちゃくちゃ甘いとこも、全部」
「昔っから…ずぅっと大好き」
「…ふふっ……」
「んふっ、笑うなやせっかくカッコつけたんに」
「あなたは本当に、出会った頃からずっと変わらへんね」
「エミさんもやろ〜」
自分と愛する人の笑い声が、誰も居ない浜辺に響く
嗚呼…そうだった
例え見た目が違っても
名前が違っても
彼が消えて無くなる訳じゃない
一緒に歩いて行けなくなる訳じゃない
愛し合った過去が消える訳じゃない
ちゃんと
ちゃんと
ここに居るんや
はい、いかがでしたでしょうか?
なんか作者自身も書いてる時「……?…???」って感じだったんですけど何となく雰囲気が好みだったので載せてみました。
それでは、また次の作品で……