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生徒会室を出ると、お腹がぐぅ〜と鳴りだした。もう夜だもんな……
食堂でも行くか
食堂は11:30〜21:00(ラストオーダー20:30)となっている。
先生方も利用可能な為早めに営業中
コンビニは付近にない為、多くはここを利用しているのだ。
前は迷って同じルートばっか進んで、異世界転生とか思っちゃったけどさ
「オレはもう迷わねぇ!!」
大声を発したせいで、通りがかりの生徒が振り返ってこちらをジロジロ見始めた。
(うわっ恥ずかしい///)
早歩きで食堂までそそくさ向かった。
食堂の入口まで来ると今日は並ばなくても食券の券売機まで辿り着けた。
今日はついてるぜ!!
お金を入れて
「どれにしようか…」
■ピッ
Σ(゚Д゚)「えっ……」
「チャリ」「チャリン」
(オレボタン押してねぇのに何で???)
Noooooooooooー
視線を少し上に上げると、ボタンを押している人差し指が見え、オレの代わりにボタンを押されたのだとわかった。
「何しゃがんだ💢あーんコラッ」ヽ(`Д´)ノ
「バッ」と振り返ると
勝手にボタンを押した犯人は会長だった。
「何勝手に」
「お前は遅すぎる、だから変わりに押しといてやった感謝しろ」
お釣りと食券を取って券売機から「バッ」と離れた。それにしても会長何を勝手に選んだんだよ。
見てみると[カレーライス450円]の食券だった。
「カレーライス🍛か……」食券を見ながら溜息を漏らす。
「カレーライスでがっかりするな」と背後から声がして
「パッ」とオレの手から食券を奪い取り窓口に手渡していた。
「あーオレのーっ」
「必要ないなら俺がもらう」
「オレが金払ってんだからオレんだぁーっ」
オレは会長の背中を追った。
カレーライスは食券を出すと一分も経たない内に、トレイにカレーライスと、小さめのサラダが乗せられ、注文した後、左側のカウンターへ置かれる。
水はセルフなので、受け取った後は自分で持って来なくてはならない。
給水器にコップセットしてボタンを押して、
「コポポポポポポ」
「水よ早く止まれぇ!」
手を前にかざしながら水が止まるのを見届ける。
「よしっ止まった」
トレイの右端にコップを置いて、歩き出してキョロキョロ開いている席を探している途中で、ふと視界に入ったトレイに違和感が……
なーいっコップがー Σ(゚Д゚)
忽然と水が消えていた。ついさっき確かにコップに水を入れて置いた記憶がある。
(NO MORE 映画泥棒いや水泥棒だ)
(誰だよ水泥棒〜っ)
「はぁー」
再びコップに水を入れ、トレイに乗せる。
「お前まだそこに居たのか」
会長が呆れたように声を掛けてきた。
「水泥棒に会っちゃってねぇ💢」
「そうか、それは災難だったな」
心配しながらも口端は上に上がって、オレにはなんだか嬉しそうな感じに思えた。
もしや……
「会長が水泥棒だろ」
「えっ?」
わざとらしくすっとぼけ始めた。
やっぱりそうだー
「オレの妨害すんなよ。会長ってもしや構ってちゃんだろ」
「それは違う」
「嘘だオレに嫌がらせすんじゃん」