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とあるゲイのたわごと。

1 - 第1話 レモンの輪切り

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2025年07月19日

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レモンってほんと優秀だと思う。 

 スーパーマーケットの青果コーナーを通ると、レモンなどが置いてある冷蔵ショーケースの前では、必ず立ち止まってしまう。

 

 薄いポップな黄色というのもがあるが、形がラグビーボールのような形状で、ほかの果物にはない魅力的なものがあると、子供の時から思っていた。

 

 見た目はもちろんだが、料理やデザート、ドリンクやお酒にはもってこいだ。 

 

 中でも輪切りのレモンが一番お気に入りで、喫茶店とかでコーラとかに入っていると感動するほどだ。

 

 なぜ輪切りのレモンが好きかは自分でもあまりよくわからないが、切った断面が現代アートみたいに愛らしいデザインだからだと最近思った。

 

 ただ最近の喫茶店やカフェとかで、コーラやアイスティーなどを頼んでも、輪切りのレモンが出てこず、必ずと言っていいほど、ガムシロップが入っているようなプラスティック製のカップに入ったレモン汁なのだ。

 

 別に味に問題がある訳でわなく、むしろ生レモンよりも酸味が強く良いのだが、輪切りのレモンが入っていないと少しがっかりしてしまのだ。

 

 私はときどき輪切りのレモンが入ったコーラやアイスティーを見たくなり喫茶店とかに入るが、今ではなかなか見ることができない。 

 

 仕方なく自分でレモンを買って、輪切りにして、自宅でコーラや紅茶に浮かべるが、喫茶店で見るほどワクワクしない。


そう、喫茶店でコーラに入っている輪切りのレモンだから好きなのだ。

 

 そんな中、たまたま入った喫茶店でコーラを頼んだら、輪切りのレモンが浮かんでいて、思わず「あっ」と声に出してしまったのだ。

 

 感動したが、またその喫茶店に行こうと思った時には、店名や場所が思い出せないことの方が多く、おまけに私は重度な方向音痴なのだ。

 

 私は多分、他の人とちがって、店名とか場所とかというのは興味がなく、周辺風景とか駅名とか重要な情報を覚えるという部分の脳が欠落しているのだと思う。

 

 だから私にとって輪切りのレモンは相方がたまに出張先で買ってくる、ご当地名物のお菓子的な存在に近いのだ。

 

 おそらく次、輪切りのレモンに出会えても、また同じ場所で出会えることは難しいだろう。

とあるゲイのたわごと。

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